フリービット Research Memo(9):事業展開の方向性は中期経営計画の目論見通り、成長ペースが加速する可能性
[16/01/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中期成長戦略
2013年3月に発表された中期経営計画「SiLK VISION 2016」(2016年4月期目標:売上高30,000百万円、営業利益3,000百万円)においては、2013年4月期までに構築したコンポーネント(マルチレイヤーサービス)を垂直統合し、3つの成長(革命)領域「モバイル革命」、「生活革命」、「生産革命」において水平展開を進めるという事業戦略を展開している。
その最終事業年度に当たる2016年4月期の会社計画は売上高27,000百万円、営業利益1,500百万円となり、売上高は目標を上回る計画となる一方で、営業利益は目標を下回る内容となった。弊社では、1)営業利益の下方かい離は、freebit mobile事業がトーンモバイルへ移管されたことによる影響が大きいと考えられること、2)2016年4月期第2四半期業績で、フリービット<3843>が「SiLK VISION 2016」に基づいて事業拡大に取り組んできたモバイル事業及びアドテクノロジー事業の成長トレンドがより確固たるものになったことを確認できたことから、事業は同社のもくろみどおりに進捗していると判断、2017年4月期以降の利益の成長ペースが加速する可能性が高いと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)
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2013年3月に発表された中期経営計画「SiLK VISION 2016」(2016年4月期目標:売上高30,000百万円、営業利益3,000百万円)においては、2013年4月期までに構築したコンポーネント(マルチレイヤーサービス)を垂直統合し、3つの成長(革命)領域「モバイル革命」、「生活革命」、「生産革命」において水平展開を進めるという事業戦略を展開している。
その最終事業年度に当たる2016年4月期の会社計画は売上高27,000百万円、営業利益1,500百万円となり、売上高は目標を上回る計画となる一方で、営業利益は目標を下回る内容となった。弊社では、1)営業利益の下方かい離は、freebit mobile事業がトーンモバイルへ移管されたことによる影響が大きいと考えられること、2)2016年4月期第2四半期業績で、フリービット<3843>が「SiLK VISION 2016」に基づいて事業拡大に取り組んできたモバイル事業及びアドテクノロジー事業の成長トレンドがより確固たるものになったことを確認できたことから、事業は同社のもくろみどおりに進捗していると判断、2017年4月期以降の利益の成長ペースが加速する可能性が高いと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)
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