タナベ経営 Research Memo(6):大手・中堅企業の新規顧客開拓が進む
[16/01/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
○ SPコンサルティング事業
タナベ経営<9644>のSPコンサルティング事業の売上高は前年同期比4.3%増の1,335百万円、セグメント損失は136百万円(前年同期は133百万円の損失)となった。同事業に関しては、季節商材であるビジネス手帳の売上高が第3四半期に集中するため、第2四半期までは例年、損失となる傾向にある。
商品・サービス別の売上動向を見ると、SPコンサルティングは若い女性や幼稚園・育児市場をターゲットに、チーム営業で顧客ニーズにマッチした提案を行えたことにより、顧客基盤が拡大し、前年同期比29.7%増収と好調に推移した。
SP商品は、既存顧客からの継続的な受注に加えて、大手・中堅企業の新規顧客開拓が進み、同3.2%増収となった。また、マーチャンダイジングに関しては、販売チャネルやルート開拓を実施し、商品開発やコンサルティングのノウハウを蓄積してきたが、大口の既存顧客の受注(1千万円強)が下期にずれ込んだことにより、同7.6%減収となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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○ SPコンサルティング事業
タナベ経営<9644>のSPコンサルティング事業の売上高は前年同期比4.3%増の1,335百万円、セグメント損失は136百万円(前年同期は133百万円の損失)となった。同事業に関しては、季節商材であるビジネス手帳の売上高が第3四半期に集中するため、第2四半期までは例年、損失となる傾向にある。
商品・サービス別の売上動向を見ると、SPコンサルティングは若い女性や幼稚園・育児市場をターゲットに、チーム営業で顧客ニーズにマッチした提案を行えたことにより、顧客基盤が拡大し、前年同期比29.7%増収と好調に推移した。
SP商品は、既存顧客からの継続的な受注に加えて、大手・中堅企業の新規顧客開拓が進み、同3.2%増収となった。また、マーチャンダイジングに関しては、販売チャネルやルート開拓を実施し、商品開発やコンサルティングのノウハウを蓄積してきたが、大口の既存顧客の受注(1千万円強)が下期にずれ込んだことにより、同7.6%減収となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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