PCIホールディングス---1Q営業利益の進捗率27.5%、車載向けや高採算のIoT/IoEが成長
[16/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
PCIホールディングス<3918>は4日、2016年9月期第1四半期(15年10-12月)決算を発表。売上高が20.63億円、営業利益が1.60億円。経常利益が1.61億円、四半期純利益が1.04億円だった。今期より第1四半期の業績開示を行っているため、増減率等は記載していない。
主要事業別の業績については、エンベデッドソリューション事業の売上高が9.38億円だった。同社が得意とする自動車産業向け組込み系ソフトウェア開発を中心に、カーナビゲーション開発・チップセット開発等の計画的な受注に加え、車載系ECU(電子制御装置)モデルベース開発といった新規案件を受注する等、概ね堅調に推移した。
ビジネスソリューション事業の売上高は9.23億円だった。企業向けソフトウェア開発などにおいて、金融機関向け案件の受注が堅調に推移したほか、カルチャーセンター向けソリューションでは大型案件の検収が予定どおり終了、POS関連機器販売においても大口顧客の新規出店が継続寄与する等ともに好調だった。
IoT/IoEソリューション事業の売上高は2.01億円。同社が得意とする通信技術、組込み制御技術及びアプリケーション開発技術を応用したIoT関連技術を活用した協業事業の一つとして、16年3月よりサービス開始予定の『V-Lowマルチメディア放送「i-dio」』に係るソフトウェアモジュールの開発推進に注力。自動車販売店向けソリューションも継続して好調、エネルギー業界に向けては体制強化と自社ソフトウェア製品の導入促進に努めた。
「今期の重点施策の一つである、IoT技術を応用した新サービスが順調に拡大・推移し、高採算のIoT/IoE事業の売上高構成比が10%へと成長した。」(同社 グループ戦略室)
16年9月期通期については、売上高が前期比7.6%増の84.50億円、営業利益が同6.0%増の5.80億円、経常利益が同6.5%増の5.80億円、当期純利益が同8.8%増の3.60億円とする期初計画を据え置いている。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は27.5%となった。
<SF>
主要事業別の業績については、エンベデッドソリューション事業の売上高が9.38億円だった。同社が得意とする自動車産業向け組込み系ソフトウェア開発を中心に、カーナビゲーション開発・チップセット開発等の計画的な受注に加え、車載系ECU(電子制御装置)モデルベース開発といった新規案件を受注する等、概ね堅調に推移した。
ビジネスソリューション事業の売上高は9.23億円だった。企業向けソフトウェア開発などにおいて、金融機関向け案件の受注が堅調に推移したほか、カルチャーセンター向けソリューションでは大型案件の検収が予定どおり終了、POS関連機器販売においても大口顧客の新規出店が継続寄与する等ともに好調だった。
IoT/IoEソリューション事業の売上高は2.01億円。同社が得意とする通信技術、組込み制御技術及びアプリケーション開発技術を応用したIoT関連技術を活用した協業事業の一つとして、16年3月よりサービス開始予定の『V-Lowマルチメディア放送「i-dio」』に係るソフトウェアモジュールの開発推進に注力。自動車販売店向けソリューションも継続して好調、エネルギー業界に向けては体制強化と自社ソフトウェア製品の導入促進に努めた。
「今期の重点施策の一つである、IoT技術を応用した新サービスが順調に拡大・推移し、高採算のIoT/IoE事業の売上高構成比が10%へと成長した。」(同社 グループ戦略室)
16年9月期通期については、売上高が前期比7.6%増の84.50億円、営業利益が同6.0%増の5.80億円、経常利益が同6.5%増の5.80億円、当期純利益が同8.8%増の3.60億円とする期初計画を据え置いている。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は27.5%となった。
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