メディア工房 Research Memo(5):若年層を獲得し収益化を図ることが課題
[16/02/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■メディア工房<3815>の事業環境
博報堂DY ホールディングス<2433> の調査によると、フィーチャーフォンからスマートフォンへの急速なシフトにより、2015 年2 月のスマートフォン保有比率は69.2% に到達した。この動きは携帯コンテンツ業界にも大きな影響を及ぼしており、フィーチャーフォン向けコンテンツ市場が急激に縮小する一方、ソーシャルゲーム等を中心にスマートフォン向けコンテンツ市場が大きく伸びている。フィーチャーフォン向けでは、キャリア公式サイトを通じた月額課金が安定収益源となっていたが、スマートフォン向けでは、従量課金(都度課金)が基本となるとともに、画面上からアプリを簡単に削除することが可能なことから、コンスタントにヒットコンテンツを出し続けると同時に、アクティブ率を高めることが求められている。また、「App Store」及び「Google Play Store」の出現により無料化の流れが加速しており、集客及び収益化(マネタイズ)のハードルは益々高くなってきている。
また、年代別スマートフォン保有状況を見ると、若年層が高い構成比率を占めていることから、若年層のスマートフォンユーザーをいかに獲得し、かつ収益化を図っていくのかも課題となっている。
占いコンテンツを展開している上場会社には、ザッパラス<3770> やエムティーアイ<9438> などが存在する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<HN>
博報堂DY ホールディングス<2433> の調査によると、フィーチャーフォンからスマートフォンへの急速なシフトにより、2015 年2 月のスマートフォン保有比率は69.2% に到達した。この動きは携帯コンテンツ業界にも大きな影響を及ぼしており、フィーチャーフォン向けコンテンツ市場が急激に縮小する一方、ソーシャルゲーム等を中心にスマートフォン向けコンテンツ市場が大きく伸びている。フィーチャーフォン向けでは、キャリア公式サイトを通じた月額課金が安定収益源となっていたが、スマートフォン向けでは、従量課金(都度課金)が基本となるとともに、画面上からアプリを簡単に削除することが可能なことから、コンスタントにヒットコンテンツを出し続けると同時に、アクティブ率を高めることが求められている。また、「App Store」及び「Google Play Store」の出現により無料化の流れが加速しており、集客及び収益化(マネタイズ)のハードルは益々高くなってきている。
また、年代別スマートフォン保有状況を見ると、若年層が高い構成比率を占めていることから、若年層のスマートフォンユーザーをいかに獲得し、かつ収益化を図っていくのかも課題となっている。
占いコンテンツを展開している上場会社には、ザッパラス<3770> やエムティーアイ<9438> などが存在する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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