MonotaRO Research Memo(4):15期連続増収・7期連続の最高益更新へ
[16/02/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算概要
(3) 2016年12月通期の連結事業計画
MonotaRO<3064>の2016年12月通期連結事業計画は、売上高71,076百万円(前期比23.5%増)、営業利益9,300百万円(同31.2%増)、経常利益は9,295百万円(同30.5%増)、当期純利益6,051百万円(同36.3%増)としており、15期連続の増収、7期連続の最高益更新を計画している。
a)「モノタロウ」事業
2015年12月期の登録口座数は、約177.6万口座(37.1万口座増)を達成した。TVCMの放映地域・頻度拡大、リスティング広告の拡大など積極的なプロモーションにより新規顧客の獲得が順調に推移し、売上がそれに連動した。2016年度顧客の取り組みを継続し、40万口座を超える獲得を目指す。
FA部品や建材カテゴリにおいてはカスタマイズ商品の展開を開始する予定だ。この取り組みは、複数の部品の色・形・サイズなどを組み合わせてテーラーメイドの注文ができる仕組みにシステムを進化させるものだ。
プライベートブランド(PB)商品は2015年12月期の売上の約23%を占めた。今後も順次PB化を進め、求めやすい価格の追求と利益率向上を図る。
b)購買管理システム事業
購買管理システム事業は、大企業顧客を中心に従来の既存システムに連携する形が221社(2015年度実績)、自社開発システム「モノタロウ ONE SOURCE」の導入が4社(2015年度実績)であった。引き続き大企業とのシステム連携を推進することで、商品の売上にもつなげる計画だ。
c)海外事業
韓国子会社NAVIMROは、顧客ベースが順調に拡大し通期売上19.5億円規模(2015年度)となった。今後も成長に向けた投資を継続し、2016年度売上は24億円(現地通貨ベース前期比48%増、円ベース前期比25%増)を計画する。
米国においては、同社がダイレクトマーケティングのノウハウを提供しているZoro US社の売上が296百万USドル(2015年実績)から450百万USドル(2016年計画)に拡大する見込みであり、これに伴うロイヤリティ収入も増加する予想だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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(3) 2016年12月通期の連結事業計画
MonotaRO<3064>の2016年12月通期連結事業計画は、売上高71,076百万円(前期比23.5%増)、営業利益9,300百万円(同31.2%増)、経常利益は9,295百万円(同30.5%増)、当期純利益6,051百万円(同36.3%増)としており、15期連続の増収、7期連続の最高益更新を計画している。
a)「モノタロウ」事業
2015年12月期の登録口座数は、約177.6万口座(37.1万口座増)を達成した。TVCMの放映地域・頻度拡大、リスティング広告の拡大など積極的なプロモーションにより新規顧客の獲得が順調に推移し、売上がそれに連動した。2016年度顧客の取り組みを継続し、40万口座を超える獲得を目指す。
FA部品や建材カテゴリにおいてはカスタマイズ商品の展開を開始する予定だ。この取り組みは、複数の部品の色・形・サイズなどを組み合わせてテーラーメイドの注文ができる仕組みにシステムを進化させるものだ。
プライベートブランド(PB)商品は2015年12月期の売上の約23%を占めた。今後も順次PB化を進め、求めやすい価格の追求と利益率向上を図る。
b)購買管理システム事業
購買管理システム事業は、大企業顧客を中心に従来の既存システムに連携する形が221社(2015年度実績)、自社開発システム「モノタロウ ONE SOURCE」の導入が4社(2015年度実績)であった。引き続き大企業とのシステム連携を推進することで、商品の売上にもつなげる計画だ。
c)海外事業
韓国子会社NAVIMROは、顧客ベースが順調に拡大し通期売上19.5億円規模(2015年度)となった。今後も成長に向けた投資を継続し、2016年度売上は24億円(現地通貨ベース前期比48%増、円ベース前期比25%増)を計画する。
米国においては、同社がダイレクトマーケティングのノウハウを提供しているZoro US社の売上が296百万USドル(2015年実績)から450百万USドル(2016年計画)に拡大する見込みであり、これに伴うロイヤリティ収入も増加する予想だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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