ムサシ---17年3月期営業利益24%増見込む、7月参院選向け機材が大幅伸長、増配
[16/05/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ムサシ<7521>は17日、2016年3月期決算を発表。売上高が前期比4.1%減の357.09億円、営業利益が同34.8%減の9.25億円、経常利益が同28.4%減の11.89億円、当期純利益が同31.3%減の7.53億円だった。
情報・産業システム機材は、スキャナー等の電子化機器の販売が伸長。また、文書のデジタル化事業でも、民間企業からの受注が拡大し順調に推移した。金融汎用システム機材は、金融機関向けセキュリティ機器の更新が促進されたことと、貨幣処理機器の販売が伸長し前年実績を上回った。
ただ、選挙システム機材については、地方選挙向け販売が好調だったものの国政選挙が実施されなかったため、前期の衆議院選挙向け需要の反動減により前年実績を下回った。この選挙システム機材の減収影響が大きく2016年3月期業績は減収減益の結果となった。
一方、2017年3月期業績については、売上高が前期比4.2%増の372.21億円、営業利益が同23.5%増の11.43億円を見込む。今期は7月に参議院選挙が実施されるため同選挙をはじめ各地方選挙に向けて投票用紙読み取り分類機や計数機、交付機などの主力機器や業務管理ソフト等の機材販売が大幅に伸びる見通し。また、情報・産業システム機材でも、文書のデジタル化事業において、民間企業からの受注がさらに拡大し連続増収を見込んでいる。
また、今期の好業績予想を受け、年間配当を4円増の24円に増配することも発表した。
<TN>
情報・産業システム機材は、スキャナー等の電子化機器の販売が伸長。また、文書のデジタル化事業でも、民間企業からの受注が拡大し順調に推移した。金融汎用システム機材は、金融機関向けセキュリティ機器の更新が促進されたことと、貨幣処理機器の販売が伸長し前年実績を上回った。
ただ、選挙システム機材については、地方選挙向け販売が好調だったものの国政選挙が実施されなかったため、前期の衆議院選挙向け需要の反動減により前年実績を下回った。この選挙システム機材の減収影響が大きく2016年3月期業績は減収減益の結果となった。
一方、2017年3月期業績については、売上高が前期比4.2%増の372.21億円、営業利益が同23.5%増の11.43億円を見込む。今期は7月に参議院選挙が実施されるため同選挙をはじめ各地方選挙に向けて投票用紙読み取り分類機や計数機、交付機などの主力機器や業務管理ソフト等の機材販売が大幅に伸びる見通し。また、情報・産業システム機材でも、文書のデジタル化事業において、民間企業からの受注がさらに拡大し連続増収を見込んでいる。
また、今期の好業績予想を受け、年間配当を4円増の24円に増配することも発表した。
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