サン電子---17.3月期営業利益71.3%増、AR/VR関連技術の確立に向けた開発投資を強力に推進
[16/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
サン電子<6736>は13日、2016年3月期連結決算を発表。売上高が前期比16.3%減の228.77億円、営業利益が同82.1%減の4.08億円、経常利益が同91.0%減の1.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同89.7%減の1.54億円だった。業績予想を修正しており、これに沿った着地となった。
遊技台部品事業及びホールシステム事業は計画に対して順調に推移。モバイルデータソリューション事業は世界的な需要拡大への対応に向けた新拠点設立や社内体制整備を意欲的に行ったものの、計画からの遅延、販売戦略の見直し等の影響から計画を下回った。その他事業についてはM2M事業及びAR事業に関する開発等、将来に向けた先行投資を積極的に行っている段階であり、売上高は前年同期を上回ったものの利益を確保するには至っていない。
17年3月通期は、売上高が前期比4.9%増の240.00億円、営業利益が同71.3%増の7.00億円、経常利益が同116.0%増の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が61.7%増の2.50億円を見込んでいる。遊技台部品事業及びホールシステム事業は伊勢志摩サミット開催などの影響を考慮し、売上、利益ともに減少する見込み。一方で、モバイルデータソリューション事業は売上、利益ともに前期から比べて、順調な伸びが期待される。犯罪捜査機関向け(モバイルフォレンジック)は、各国の需要拡大等から売上げ増を見込んでいる。その他事業のM2M事業については、世界的な市場の拡大に伴い同社製品・ソリューションの導入案件の増加。急速な市場拡大が見込まれるAR/VR関連技術の確立に向けた開発投資を強力に推進する予定である。
<TN>
遊技台部品事業及びホールシステム事業は計画に対して順調に推移。モバイルデータソリューション事業は世界的な需要拡大への対応に向けた新拠点設立や社内体制整備を意欲的に行ったものの、計画からの遅延、販売戦略の見直し等の影響から計画を下回った。その他事業についてはM2M事業及びAR事業に関する開発等、将来に向けた先行投資を積極的に行っている段階であり、売上高は前年同期を上回ったものの利益を確保するには至っていない。
17年3月通期は、売上高が前期比4.9%増の240.00億円、営業利益が同71.3%増の7.00億円、経常利益が同116.0%増の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が61.7%増の2.50億円を見込んでいる。遊技台部品事業及びホールシステム事業は伊勢志摩サミット開催などの影響を考慮し、売上、利益ともに減少する見込み。一方で、モバイルデータソリューション事業は売上、利益ともに前期から比べて、順調な伸びが期待される。犯罪捜査機関向け(モバイルフォレンジック)は、各国の需要拡大等から売上げ増を見込んでいる。その他事業のM2M事業については、世界的な市場の拡大に伴い同社製品・ソリューションの導入案件の増加。急速な市場拡大が見込まれるAR/VR関連技術の確立に向けた開発投資を強力に推進する予定である。
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