CAC Holdings--今期は増収・大幅増益を計画、創立50周年記念配を実施予定
[16/06/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
CAC Holdings<4725>は,IT&ヘルスケアサービスを国内外で展開するCACグループの持株会社。銀行や信託、製薬業界向けが強い。社会保障領域やヘルスケア領域におけるITビジネスや医薬品開発支援分野の拡大に注力中。M&Aに前向きで2014年3月にインドのITサービス会社を連結子会社化。昨年11月にはアジアの医療機関向けにITサービスを提供しているシンガポール企業を買収した。
2016年12月期は売上高が前期比7.5%増の560.00億円、営業利益が同86.1%増の22.50億円を計画。ITサービスは、金融向けや社会保障領域などの案件獲得により収益の維持を図るとともに、海外子会社との連携などでグローバル案件の獲得も目指す方針だ。5月13日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比2.2%増の136.32億円、営業利益が同0.5%増の4.33億円で着地。金融向けなどのシステム構築サービスが減少したものの、医薬品開発支援サービスが回復した。なお、2016年12月期は創立50周年の記念配を実施予定。1株当たり年間配当金は前期比8.0円増の40.0円(普通配32.0円、記念配8.0円)を見込む。
同社は事業構造の進化と改革を進めて成長余力を高めるべく、2017年12月期を最終年度とする3カ年中期経営戦略を遂行中。同計画では「新主流技術の追求」「BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)付加価値増大」「All in AZAREA(独自の開発基盤として整備してきたAZAREAの活用による知識集約型企業への進化)」「アジア軸でのグローバル支援体制活用」「新事業領域へのチャレンジ」「グループ横断的戦略による企業力の強化」の6つを基本戦略とし、継続的な事業収益の拡大と企業価値の向上を目指す方針である。
<TN>
2016年12月期は売上高が前期比7.5%増の560.00億円、営業利益が同86.1%増の22.50億円を計画。ITサービスは、金融向けや社会保障領域などの案件獲得により収益の維持を図るとともに、海外子会社との連携などでグローバル案件の獲得も目指す方針だ。5月13日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比2.2%増の136.32億円、営業利益が同0.5%増の4.33億円で着地。金融向けなどのシステム構築サービスが減少したものの、医薬品開発支援サービスが回復した。なお、2016年12月期は創立50周年の記念配を実施予定。1株当たり年間配当金は前期比8.0円増の40.0円(普通配32.0円、記念配8.0円)を見込む。
同社は事業構造の進化と改革を進めて成長余力を高めるべく、2017年12月期を最終年度とする3カ年中期経営戦略を遂行中。同計画では「新主流技術の追求」「BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)付加価値増大」「All in AZAREA(独自の開発基盤として整備してきたAZAREAの活用による知識集約型企業への進化)」「アジア軸でのグローバル支援体制活用」「新事業領域へのチャレンジ」「グループ横断的戦略による企業力の強化」の6つを基本戦略とし、継続的な事業収益の拡大と企業価値の向上を目指す方針である。
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