リリカラ---利益計上体質の強化が着実に進行、第1四半期は営業増益で着地
[16/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
リリカラ<9827>は壁紙やカーテン、床材などのインテリア用品の卸売大手。自社ブランド商品を中心に展開している。商品開発力とデザイン力に強み。インテリア用品を企画・販売するインテリア事業のほか、オフィス空間のインテリア提案から施工管理までを一貫して行うスペースソリューション事業も展開している。
2016年12月期は売上高が前期比3.9%減の351.00億円、営業利益が同37.9%減の4.70億円を見込む。前期にあった大型案件がなくなる反動で減益になる見通しだが、原価低減や業務効率の見直しなどで、引き続き利益計上体質の強化を押し進める計画だ。4月28日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比3.4%減の85.92億円、営業利益が同1.9%増の0.88億円と営業増益を確保。上期の会社計画に対する営業利益の進捗率は88.0%となり、利益計上体質の強化が着実に進んでいることが確認できた。
同社は昨年11月に3カ年の中期経営計画を発表。最終年度の2018年12月期に売上高418.00億円、営業利益12.00億円を目指す。達成に向けては、個別商品の単品販売から空間の提案を強化。顧客の問題解決を図るソリューション型企業への転換を進め、商品やサービスの差別化を図る。また、ソリューション型企業への転換の一貫として、ホテルや医療施設を中心とした施設のリノベーションを行う事業を「リノベーション事業」として新たに始める。
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2016年12月期は売上高が前期比3.9%減の351.00億円、営業利益が同37.9%減の4.70億円を見込む。前期にあった大型案件がなくなる反動で減益になる見通しだが、原価低減や業務効率の見直しなどで、引き続き利益計上体質の強化を押し進める計画だ。4月28日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比3.4%減の85.92億円、営業利益が同1.9%増の0.88億円と営業増益を確保。上期の会社計画に対する営業利益の進捗率は88.0%となり、利益計上体質の強化が着実に進んでいることが確認できた。
同社は昨年11月に3カ年の中期経営計画を発表。最終年度の2018年12月期に売上高418.00億円、営業利益12.00億円を目指す。達成に向けては、個別商品の単品販売から空間の提案を強化。顧客の問題解決を図るソリューション型企業への転換を進め、商品やサービスの差別化を図る。また、ソリューション型企業への転換の一貫として、ホテルや医療施設を中心とした施設のリノベーションを行う事業を「リノベーション事業」として新たに始める。
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