フォーバル Research Memo(5):コンサルティングサービスの拡大に併せて業績拡大トレンドが鮮明に
[16/07/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■フォーバル<8275>の過去業績動向
(1)過去の業績トレンド
2000年代に入りハードウェアの付加価値が低下したことを背景に業績が急速に悪化したが、アイコンサービスを開始した2008年4月以降について見ると、回復トレンドに転換。特にアイコンサービスが浸透し始めた2011年3月期以降、アイコンサービスの相談件数、売上高の増加に足並みを合わせる格好で業績の回復、拡大が鮮明になっている。
(2) 2015年3月期業績概要
2015年3月期連結業績は、売上高が前期比14.3%増の45,075百万円、営業利益は同29.7%増の1,921百万円、当期純利益は同11.8%増の1,241百万円となった。2ケタ増収・増益を確保し、当期純利益は過去最高を記録した。
2ケタ増収を確保したのは、2014年3月期に子会社化した2社(アップルツリーとアイテック)が通年で寄与したことが主要因。加えて、フォーバルビジネスグループ、フォーバルテレコムビジネスグループ、モバイルショップビジネスグループの利益率が改善したことで、売上総利益は前期に比べ1,471百万円増加(同13.2%増)し12,593百万円となった。一方、販管費は事業拡大による人件費や採用費の増加などがあったものの、前期に比べ1,031百万円の増加(同10.7%増)にとどまったために、営業利益は同29.7%増の1,921百万円となり、営業利益率は前期の3.8%から4.3%へ0.5ポイント上昇した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
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(1)過去の業績トレンド
2000年代に入りハードウェアの付加価値が低下したことを背景に業績が急速に悪化したが、アイコンサービスを開始した2008年4月以降について見ると、回復トレンドに転換。特にアイコンサービスが浸透し始めた2011年3月期以降、アイコンサービスの相談件数、売上高の増加に足並みを合わせる格好で業績の回復、拡大が鮮明になっている。
(2) 2015年3月期業績概要
2015年3月期連結業績は、売上高が前期比14.3%増の45,075百万円、営業利益は同29.7%増の1,921百万円、当期純利益は同11.8%増の1,241百万円となった。2ケタ増収・増益を確保し、当期純利益は過去最高を記録した。
2ケタ増収を確保したのは、2014年3月期に子会社化した2社(アップルツリーとアイテック)が通年で寄与したことが主要因。加えて、フォーバルビジネスグループ、フォーバルテレコムビジネスグループ、モバイルショップビジネスグループの利益率が改善したことで、売上総利益は前期に比べ1,471百万円増加(同13.2%増)し12,593百万円となった。一方、販管費は事業拡大による人件費や採用費の増加などがあったものの、前期に比べ1,031百万円の増加(同10.7%増)にとどまったために、営業利益は同29.7%増の1,921百万円となり、営業利益率は前期の3.8%から4.3%へ0.5ポイント上昇した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
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