エネクス Research Memo(3):17/3期1Qは3部門で減収となった
[16/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業セグメントの動向
2017年3月期第1四半期決算を事業セグメント別に見ると、売上高は全4部門のうち、ホームライフ、カーライフ、エネルギーイノベーションの3部門で減収となり、全社ベースで20%を超える大幅減収となった。一方営業活動に係る利益では、ホームライフと電力・ユーティリティの2部門が増益となったものの、カーライフ部門は営業損失に転落し、エネルギーイノベーション部門も前年同期比で営業減益となった。
売上高については、伊藤忠エネクス<8133>の製品の多くが原油価格を指標にして決定されるため、原油価格が前年同期比で下落したことが1つの要因となっている。一方利益は、同社製品は一定の利幅を確保されているものが多いため、変動要因としてはむしろ数量の動向がより重要なファクターとなってくる。事業部門別では以下に述べるように特有の要因があるが、基本的な構図は上述のようになっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<TN>
2017年3月期第1四半期決算を事業セグメント別に見ると、売上高は全4部門のうち、ホームライフ、カーライフ、エネルギーイノベーションの3部門で減収となり、全社ベースで20%を超える大幅減収となった。一方営業活動に係る利益では、ホームライフと電力・ユーティリティの2部門が増益となったものの、カーライフ部門は営業損失に転落し、エネルギーイノベーション部門も前年同期比で営業減益となった。
売上高については、伊藤忠エネクス<8133>の製品の多くが原油価格を指標にして決定されるため、原油価格が前年同期比で下落したことが1つの要因となっている。一方利益は、同社製品は一定の利幅を確保されているものが多いため、変動要因としてはむしろ数量の動向がより重要なファクターとなってくる。事業部門別では以下に述べるように特有の要因があるが、基本的な構図は上述のようになっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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