遠藤製作所---17年3月期は4期ぶり黒字転換を見込む、ゴルフ事業の構造改革効果。
[16/09/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
遠藤製作所<7841>は、鍛造ゴルフクラブヘッドのトップメーカー。ゴルフ事業と金属塑性加工技術を駆使したステンレス事業、自動車部品や農業機械部品等を手掛ける鍛造事業が3本柱。3事業ともに日本とタイをネットワークした一貫生産システムで展開する。医療機器・ヘルスケア製品の受注拡大と新規モデルの開発に注力。新たな戦略事業分野として、航空機部品分野への営業活動の強化と販路の獲得を目指す。
17年3月期は売上高が前期比8.0%減の115.75億円、営業利益が同30.5%減の6.20億円、純利益が4.11億円(前期は0.04億円の損失)を計画。ゴルフ事業の構造改革の効果等で純利益は4期ぶりの黒字転換を見込む。年間配当は2円増の10円を予定。8月5日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比16.2%減の30.07億円、営業利益が同48.2%増の3.70億円、純利益が同307.8%増の2.82億円で着地。アイアンヘッドの受注数増加や人員適正化によるコスト削減等が寄与した。通期予想は据え置いている。
同社は、自社グループを「鍛造技術と塑性加工技術を中核とした金属製品加工業」と位置付ける。技術開発の成果を、ゴルフクラブ、ステンレス製品、自動車等鍛造部品の3事業に活かすとともに、新分野についても研究を進め、そのための設備投資を行っていく方針。具体的な中長期的の経営戦略としては、全事業部門を通して「強みの創造」、「新分野・新市場開拓」、「製造の生産性向上」、「コスト構造の改革」の4テーマを設定。目標管理の徹底により売上の確保と利益の拡大に努める。
<TN>
17年3月期は売上高が前期比8.0%減の115.75億円、営業利益が同30.5%減の6.20億円、純利益が4.11億円(前期は0.04億円の損失)を計画。ゴルフ事業の構造改革の効果等で純利益は4期ぶりの黒字転換を見込む。年間配当は2円増の10円を予定。8月5日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比16.2%減の30.07億円、営業利益が同48.2%増の3.70億円、純利益が同307.8%増の2.82億円で着地。アイアンヘッドの受注数増加や人員適正化によるコスト削減等が寄与した。通期予想は据え置いている。
同社は、自社グループを「鍛造技術と塑性加工技術を中核とした金属製品加工業」と位置付ける。技術開発の成果を、ゴルフクラブ、ステンレス製品、自動車等鍛造部品の3事業に活かすとともに、新分野についても研究を進め、そのための設備投資を行っていく方針。具体的な中長期的の経営戦略としては、全事業部門を通して「強みの創造」、「新分野・新市場開拓」、「製造の生産性向上」、「コスト構造の改革」の4テーマを設定。目標管理の徹底により売上の確保と利益の拡大に努める。
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