ワールドHD Research Memo(4):超低金利下では財務レバレッジを活かした経営手法は有効
[16/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(3)財務状況と経営指標
ワールドホールディングス<2429>の2016年6月末の財務状況を見ると、総資産残高は前期末比2,154百万円増加の58,484百万円となった。次年度に向けて新たな事業用地を取得したことで、販売用及び仕掛販売用不動産が同3,702百万円増加し、現金及び預金・有価証券が同1,451百万円減少した。
一方、負債合計は前期末比1,675百万円増加の46,107百万円となった。事業用地の購入資金として有利子負債が同1,781百万円増加したことによる。また、純資産は四半期純利益の計上よる利益剰余金の増加によって、同479百万円増加の12,376百万円となった。
経営の安全性を示す自己資本比率や有利子負債比率はほぼ前期末並みの水準で推移した。有利子負債比率が200%を超えており、必ずしも良好とは言えないものの、超低金利が続く市場環境においては、財務レバレッジを効かした経営手法は有効と考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(3)財務状況と経営指標
ワールドホールディングス<2429>の2016年6月末の財務状況を見ると、総資産残高は前期末比2,154百万円増加の58,484百万円となった。次年度に向けて新たな事業用地を取得したことで、販売用及び仕掛販売用不動産が同3,702百万円増加し、現金及び預金・有価証券が同1,451百万円減少した。
一方、負債合計は前期末比1,675百万円増加の46,107百万円となった。事業用地の購入資金として有利子負債が同1,781百万円増加したことによる。また、純資産は四半期純利益の計上よる利益剰余金の増加によって、同479百万円増加の12,376百万円となった。
経営の安全性を示す自己資本比率や有利子負債比率はほぼ前期末並みの水準で推移した。有利子負債比率が200%を超えており、必ずしも良好とは言えないものの、超低金利が続く市場環境においては、財務レバレッジを効かした経営手法は有効と考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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