高千穂交易---中国ATM市場向け機構部品の販売不振などが影響するも、通期利益予想、配当予想に変更なし
[16/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
高千穂交易<2676>は、5月11日に公表した連結業績予想の修正を21日に発表。
2017年3月期第2四半期(累計)連結業績予想では、売上高は前回発表より17.3億円(16.5%)減の87.8億円、営業利益は同1.2億円(50.0%)減の1.2億円、経常利益は同0.5億円(20.8%)減の1.9億円と下方修正。売上高は外資系企業向け入退室管理システムの販売が好調に推移した一方で、外資排除政策等の影響による中国ATM市場向け機構部品の販売不振、RFIDシステムの案件後ろ倒し、加えて円高による海外子会社の売上高の目減りなどから、当初予想を下回る見込み。営業利益、経常利益については、売上高減少の影響により、当初予想を下回る見込みとのこと。親会社株主に帰属する四半期純利益は、新株予約権戻入益などにより概ね当初予想通りとなる見込み。
2017年3月期通期連結業績予想では、売上高は前回発表より20億円(9.0%)減の202.8億円と下方修正。第2四半期連結累計期間の受注状況や第3及び第4四半期連結会計期間における小売業や外資系企業の設備投資需要増などにより増加を見込んでいるものの、第2四半期連結累計期間の業績予想を踏まえ、当初予想を下回る見込み。利益面については、売上総利益率の改善や販売費及び一般管理費の削減に努めることにより、当初予想通りとなる見込みとのこと。
なお、配当予想については変更なし。
<TN>
2017年3月期第2四半期(累計)連結業績予想では、売上高は前回発表より17.3億円(16.5%)減の87.8億円、営業利益は同1.2億円(50.0%)減の1.2億円、経常利益は同0.5億円(20.8%)減の1.9億円と下方修正。売上高は外資系企業向け入退室管理システムの販売が好調に推移した一方で、外資排除政策等の影響による中国ATM市場向け機構部品の販売不振、RFIDシステムの案件後ろ倒し、加えて円高による海外子会社の売上高の目減りなどから、当初予想を下回る見込み。営業利益、経常利益については、売上高減少の影響により、当初予想を下回る見込みとのこと。親会社株主に帰属する四半期純利益は、新株予約権戻入益などにより概ね当初予想通りとなる見込み。
2017年3月期通期連結業績予想では、売上高は前回発表より20億円(9.0%)減の202.8億円と下方修正。第2四半期連結累計期間の受注状況や第3及び第4四半期連結会計期間における小売業や外資系企業の設備投資需要増などにより増加を見込んでいるものの、第2四半期連結累計期間の業績予想を踏まえ、当初予想を下回る見込み。利益面については、売上総利益率の改善や販売費及び一般管理費の削減に努めることにより、当初予想通りとなる見込みとのこと。
なお、配当予想については変更なし。
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