北恵<9872>---業界トップクラスの独立系住宅建材商社
[16/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』11月28日放送において、北恵<9872>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチレポーター 向後 はるみ)
Q.まずは企業の概要からご説明ください。
北恵<9872> は住宅用の各種建材・住設機器を手掛ける業界トップクラスの独立系専門商社です。2016年5月20日現在、全国に営業拠点22 ヶ所を擁し、仕入先は国内外の主要大手メーカーを含めて約1,500社に上ります。一方で、販売先は国内の住宅メーカーや工務店など2,700社超と回収等のリスクは分散されています。施工付販売や自社開発のオリジナル商品などで差別化を図っています。
Q.事業の詳細を教えてください。
北恵の仕入先はLIXILグループ<5938>、ケイミュー、クリナップ<7955>、ニチハ<7943> 等の大手メーカーを含めて約1,500 社に達していますが、特定のメーカーに偏っていることはない。顧客から注文が入ってからメーカーへ発注し、商品はメーカーから建築現場へ直送される仕組みとなっているため、自社ではほとんど在庫を保有しない点が特徴です。仕入先別ルートは、2015 年11月期では、国内メーカーからが77.4%、商社からが21.8%、海外メーカーからが0.8% となっています。
強みとしては、北恵独自の施工基準を設けており、「K!PHOTO」による施工管理や施工確認書による品質管理を徹底していること。さらに独自の「外壁工事瑕疵10年保証制度」を付けており、これにより工務店やハウスビルダーの瑕疵担保責任(10年)をバックアップしていることが挙げられます。
Q.業績についてはいかがでしょうか?
北恵は、9月29日に発表した2016年11月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比7.6%増の374.47億円、営業利益が前年同期比2.7%減の4.15億円、経常利益が前年同期比2.7%減の4.88億円、四半期純利益が前年同期比23.7%減の2.76億円の着地となりました。減益の主な要因は、前年同期に投資不動産売却益を特別利益に計上したことによるものとしています。
通期については、売上高が前期比3.0%増の488.00億円、営業利益が前期比2.6%増の6.00億円、経常利益が前期比0.4%増の6.90億円、当期純利益が前期比13.3%減の4.00億円とする期初計画を据え置いています。
Q.株主還元についてもお願いします。
今期の年間配当は14 円が予定されており、予想利益ベースでの配当性向は32.5% となります。9月29日、第3四半期決算とあわせて、株主優待制度の一部追加変更を発表しており、100株以上500株未満の株式を保有している株主には500円分のQUOカードを追加しています。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents 注目企業分析」毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TN>
(話し手:フィスコリサーチレポーター 向後 はるみ)
Q.まずは企業の概要からご説明ください。
北恵<9872> は住宅用の各種建材・住設機器を手掛ける業界トップクラスの独立系専門商社です。2016年5月20日現在、全国に営業拠点22 ヶ所を擁し、仕入先は国内外の主要大手メーカーを含めて約1,500社に上ります。一方で、販売先は国内の住宅メーカーや工務店など2,700社超と回収等のリスクは分散されています。施工付販売や自社開発のオリジナル商品などで差別化を図っています。
Q.事業の詳細を教えてください。
北恵の仕入先はLIXILグループ<5938>、ケイミュー、クリナップ<7955>、ニチハ<7943> 等の大手メーカーを含めて約1,500 社に達していますが、特定のメーカーに偏っていることはない。顧客から注文が入ってからメーカーへ発注し、商品はメーカーから建築現場へ直送される仕組みとなっているため、自社ではほとんど在庫を保有しない点が特徴です。仕入先別ルートは、2015 年11月期では、国内メーカーからが77.4%、商社からが21.8%、海外メーカーからが0.8% となっています。
強みとしては、北恵独自の施工基準を設けており、「K!PHOTO」による施工管理や施工確認書による品質管理を徹底していること。さらに独自の「外壁工事瑕疵10年保証制度」を付けており、これにより工務店やハウスビルダーの瑕疵担保責任(10年)をバックアップしていることが挙げられます。
Q.業績についてはいかがでしょうか?
北恵は、9月29日に発表した2016年11月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比7.6%増の374.47億円、営業利益が前年同期比2.7%減の4.15億円、経常利益が前年同期比2.7%減の4.88億円、四半期純利益が前年同期比23.7%減の2.76億円の着地となりました。減益の主な要因は、前年同期に投資不動産売却益を特別利益に計上したことによるものとしています。
通期については、売上高が前期比3.0%増の488.00億円、営業利益が前期比2.6%増の6.00億円、経常利益が前期比0.4%増の6.90億円、当期純利益が前期比13.3%減の4.00億円とする期初計画を据え置いています。
Q.株主還元についてもお願いします。
今期の年間配当は14 円が予定されており、予想利益ベースでの配当性向は32.5% となります。9月29日、第3四半期決算とあわせて、株主優待制度の一部追加変更を発表しており、100株以上500株未満の株式を保有している株主には500円分のQUOカードを追加しています。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents 注目企業分析」毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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