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ベルシステム24ホールディングス<6183>は22日、ベトナムのコンタクトセンター大手企業であるHoa Sao Group Joint Stock Company（本社：ハノイ、以下「Hoa Sao」）の株式49％を取得、多国籍企業のベトナムマーケット進出支援やオフショアニーズへの対応を視野に、ベトナムにおいてコンタクトセンター事業を開始すると発表。

Hoa Saoは、2006年設立。現在、1,500ブース、約3,000人のオペレーターを擁し、同国内8拠点において、国内外企業向けに、コンタクトセンター事業をはじめとする各種アウトソーシングサービスを展開しており、専業としてはベトナム最大。

ベルシステム24は、ベトナムの都市部における高い英語力や日本への留学生の急増等を背景に、同国におけるコンタクトセンタービジネスの可能性を高評価。同社のCRM事業の収益拡大を目的に、ローカルマーケットでの展開およびオフショアサービスの拠点として、成長性の高いベトナムマーケットへの進出を検討していた。同社筆頭株主の伊藤忠商事のビジネスネットワークを最大限に活用し、様々な現地企業を調査、選定した結果、今回、ベトナム国内の通信、製造、金融等の幅広い業界にクライアントを持つHoa Saoへの出資を決定、基本合意に至った。

同社は、今回の出資を契機に、日本国内の取引企業はもとより、現地企業へ向けたサービスの拡大やAIを活用したサービスも視野に入れ、ASEANを中心とする海外展開を推進していく方針だ。




＜TN＞