IRJ−HD<6035>---株主と企業を結ぶコンサルティング・パートナーとして圧倒的な存在感
[16/12/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』12月1日放送において、アイ・アールジャパンホールディングス<6035>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチアナリスト 飯村真由)
Q、どういった会社でしょうか?
アイ・アールジャパンホールディングスは、IR・SR市場で圧倒的な存在感をみせている株主と企業を結ぶコンサルティング・パートナーです。上場企業のコーポレートガバナンス・コード対応の本格化により、株主判明調査を中心としたIR・SRコンサルティング業務の需要が拡大している他、議決権関連のアドバイスなどを行うFA(ファイナンシャル・アドバイザー)業務の案件が急増しています。
Q、事業内容について詳しく教えてください。
もともとは投資家対応のIR市場をメインターゲットとしていましたが、今では株主対応・ガバナンス関連のSR市場、企業買収のM&A市場、法務市場といった成長性の高いフィールドに裾野を広げています。2012年には、40年ぶりに証券代行業界へ新規参入を果たしました。主力のIR・SRコンサルティング業務の安定成長に加え、プロキシー・ファイト支援やM&Aの紹介といったFA(ファイナンシャル・アドバイザー)業務が急成長しているようです。また、取締役会評価、役員報酬コンサルティング、社外取締役紹介などコーポレートガバナンス関連の新たなサービスも積極的に展開しています。
Q、関わった案件としてはどのような実績があるのでしょうか?
ファナック<6954>のSR活動を全面的に支援しています。物言う株主「アクティビスト」の対策や企業内での支配権争いにおいて、議決権の票読みを行うことのできるアイ・アールジャパンホールディングスの存在価値が向上しているようです。
Q、足元の業績はどうですか?
11月4日に発表された2017年3月期中間決算は売上高が前年同期比17.0%増の20.84億円、営業利益が前年同期比101.4%増となる6.99億円と大幅な増益で着地しました。営業利益は四半期ベースで過去最高となり、通期計画に対する進捗率はすでに77.7%に達していますが、通期計画は据え置いたことは保守的な印象を受けます。
Q、株主還元についてはいかがでしょうか?
配当性向50%の維持を目標としており、株主還元にも積極的です。好調な業績推移を踏まえ、中間配当を従来予想の10円から15円へと修正しました。期末配当は18円予定を据え置いており、年間配当は33円を計画しています。
Q、新たな役員報酬制度を発表されたようですね?
中間決算発表同日、譲渡制限付株式(リストリクテッド・ストック)による役員向け短期業績達成条件付株式報酬制度の導入をあわせて発表しました。具体的には、2018年3月期の決算短信に記載された連結営業利益の前期比があらかじめ定めた水準を達成した場合のみ譲渡制限が解除される新たな役員報酬制度で、このような短期業績達成型スキームは日本初の試みです。この取り組みの背景には、役員報酬コンサルティング事業において、まずは自社が手本を見せ、顧客に実施例を紹介するという狙いもあるようです。
Q、今後の注目ポイントはどのあたりでしょうか?
中間決算の営業利益が前年同期比2倍と過去最高の伸びとなり、通期業績の上振れ期待が高い点がまずは挙げられます。顧客目線では独立系の安心感も評価ポイントとなっており、来期以降の継続的な成長が期待できそうです。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents 注目企業分析」毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TN>
(話し手:フィスコリサーチアナリスト 飯村真由)
Q、どういった会社でしょうか?
アイ・アールジャパンホールディングスは、IR・SR市場で圧倒的な存在感をみせている株主と企業を結ぶコンサルティング・パートナーです。上場企業のコーポレートガバナンス・コード対応の本格化により、株主判明調査を中心としたIR・SRコンサルティング業務の需要が拡大している他、議決権関連のアドバイスなどを行うFA(ファイナンシャル・アドバイザー)業務の案件が急増しています。
Q、事業内容について詳しく教えてください。
もともとは投資家対応のIR市場をメインターゲットとしていましたが、今では株主対応・ガバナンス関連のSR市場、企業買収のM&A市場、法務市場といった成長性の高いフィールドに裾野を広げています。2012年には、40年ぶりに証券代行業界へ新規参入を果たしました。主力のIR・SRコンサルティング業務の安定成長に加え、プロキシー・ファイト支援やM&Aの紹介といったFA(ファイナンシャル・アドバイザー)業務が急成長しているようです。また、取締役会評価、役員報酬コンサルティング、社外取締役紹介などコーポレートガバナンス関連の新たなサービスも積極的に展開しています。
Q、関わった案件としてはどのような実績があるのでしょうか?
ファナック<6954>のSR活動を全面的に支援しています。物言う株主「アクティビスト」の対策や企業内での支配権争いにおいて、議決権の票読みを行うことのできるアイ・アールジャパンホールディングスの存在価値が向上しているようです。
Q、足元の業績はどうですか?
11月4日に発表された2017年3月期中間決算は売上高が前年同期比17.0%増の20.84億円、営業利益が前年同期比101.4%増となる6.99億円と大幅な増益で着地しました。営業利益は四半期ベースで過去最高となり、通期計画に対する進捗率はすでに77.7%に達していますが、通期計画は据え置いたことは保守的な印象を受けます。
Q、株主還元についてはいかがでしょうか?
配当性向50%の維持を目標としており、株主還元にも積極的です。好調な業績推移を踏まえ、中間配当を従来予想の10円から15円へと修正しました。期末配当は18円予定を据え置いており、年間配当は33円を計画しています。
Q、新たな役員報酬制度を発表されたようですね?
中間決算発表同日、譲渡制限付株式(リストリクテッド・ストック)による役員向け短期業績達成条件付株式報酬制度の導入をあわせて発表しました。具体的には、2018年3月期の決算短信に記載された連結営業利益の前期比があらかじめ定めた水準を達成した場合のみ譲渡制限が解除される新たな役員報酬制度で、このような短期業績達成型スキームは日本初の試みです。この取り組みの背景には、役員報酬コンサルティング事業において、まずは自社が手本を見せ、顧客に実施例を紹介するという狙いもあるようです。
Q、今後の注目ポイントはどのあたりでしょうか?
中間決算の営業利益が前年同期比2倍と過去最高の伸びとなり、通期業績の上振れ期待が高い点がまずは挙げられます。顧客目線では独立系の安心感も評価ポイントとなっており、来期以降の継続的な成長が期待できそうです。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents 注目企業分析」毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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