DVx Research Memo(3):売上高2ケタ増と円高進展による仕入れコストの低減が増益要因
[16/12/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(1) 2017年3月第2四半期累計業績の概要
11月1日付で発表されたディーブイエックス<3079>の2017年3月期第2四半期累計の業績は、売上高が前年同期比16.1%増の17,132百万円、営業利益が同19.4%増の706百万円、経常利益が同13.2%増の664百万円、四半期純利益が同34.6%減の459百万円となり、会社計画を上回る好調な決算となった。
2016年4月の診療報酬改定に伴い、取扱商品にかかる保険償還価格の引き下げの影響により、全体で2.5%の減収要因となったものの、「不整脈事業」での西日本エリアを中心とした新規顧客の開拓が進んだこと、「虚血事業」ではエキシマレーザ血管形成システムの販売が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比2ケタ増収と好調に推移した。
営業利益の増減要因を見ると、増収効果で145百万円、為替の円高進展(平均適用レート:前上期121.8円/ドル→今上期107.1円/ドル)による仕入れコストの低減で71百万円の増益要因となり、人件費増で50百万円、その他販管費の増加で52百万円の減益要因となった。なお、四半期純利益が減益となっているのは、前年同期に特別利益として投資有価証券売却益を476百万円計上したことによる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1) 2017年3月第2四半期累計業績の概要
11月1日付で発表されたディーブイエックス<3079>の2017年3月期第2四半期累計の業績は、売上高が前年同期比16.1%増の17,132百万円、営業利益が同19.4%増の706百万円、経常利益が同13.2%増の664百万円、四半期純利益が同34.6%減の459百万円となり、会社計画を上回る好調な決算となった。
2016年4月の診療報酬改定に伴い、取扱商品にかかる保険償還価格の引き下げの影響により、全体で2.5%の減収要因となったものの、「不整脈事業」での西日本エリアを中心とした新規顧客の開拓が進んだこと、「虚血事業」ではエキシマレーザ血管形成システムの販売が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比2ケタ増収と好調に推移した。
営業利益の増減要因を見ると、増収効果で145百万円、為替の円高進展(平均適用レート:前上期121.8円/ドル→今上期107.1円/ドル)による仕入れコストの低減で71百万円の増益要因となり、人件費増で50百万円、その他販管費の増加で52百万円の減益要因となった。なお、四半期純利益が減益となっているのは、前年同期に特別利益として投資有価証券売却益を476百万円計上したことによる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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