【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家有限亭玉介:米国由来のテーマと今後注目の割安銘柄
[17/02/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年2月13日17時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『米国由来のテーマと今後注目の割安銘柄』について寄稿させて頂きますよ。
去る2017年2月11日、イベント「日米首脳会談」が終えましたが、その内容・結果についての具体性は欠けており、あくまで「日米の親密さ」を世界に発信しただけに留まりましたな。まぁ、ポジティブな部分は素直に好感していきたいもんですけどね。
ただその裏で麻生副総理とペンス副大統領との会談が進んだようで、今後は両氏がトップを務め、日米間の経済問題を幅広く話し合う「経済対話」を設けることで合意したとの事です。つまりそこから火種となる事も…という事ですな。
しかしにおいて、首脳会談を前に名指しで「日本は為替操作をしている」と口撃したトランプ大統領が、わずか数日のうちに転じて、日米の仲睦まじさを演出する…と。果たしてこの大統領の玉虫色のルチャ・マスク(※)には今後どれ程振り回される事になるのでしょうかねぇ。
※メキシコ語で「ルチャ」はプロレスの意
さて、トランプ大統領が誕生してからというもの、米国の政策に伴うトレンド、テーマが活況となっております。例えば米国のインフラ・設備投資の市場背景から、建設機械関連のヤマシンフィルタ<6240>が上昇しておりましたねぇ。また、先の大統領令からサイバーセキュリティ関連のラック<3857>、FFRI<3692>も物色されました。そしてトランプ氏が親イスラエルという思惑から、イスラエル企業との関わりのあるサン電子<4288>アズジェント<4288>、テリロジー<3356>などにも注目が集まりました。
このように探してみれば、米国由来のテーマは数多ございます。
今回はそんなテーマ性を持ちながら、割安感がある銘柄を3つご紹介致します。
■日東製網<3524>
16年11月に「宇宙活動法」が制定される前から注目されている銘柄でございます。同社はJAXAと共同で宇宙ゴミ除去網の開発に取り組んでおりますが…それ以上に注目すべきなのは業績が相当いいというところでしょうな。先の12月7日の決算では、17年4月期第2四半期(5〜10月)の連結経常利益は5.9億円(前年同期比91.3%増)に拡大し、通期計画の進捗率は62.2%となっております。次の4月の決算も期待されるところです。目先としては、ここから2000円台の回復と…中長期でさらなる上昇を狙いたいところでしょうな。現在PERは8.3倍、PBRは1.12倍と割安かと。
■石井工作研究所<6314>
少し遠いかもしれませんが、ドローン=無人戦闘機という考えからですな。トランプ大統領は核武装の拡充に関して前向きである事がTwitterなどから伺い知る事ができますねぇ。つまり、穏やかではありませんが、どちらかと言えば「戦争をしたい方」と見ております。故にテーマとして、今後ドローン関連が再びトレンド化する可能性はあるかと。同社は、1月19日に親会社であるモバイルクリエイト<3669>が産業用ドローン国内大手のエンルートと共同開発について業務提携を発表した際に高騰しましたが、その後2月10日に発表した決算からは嫌気され、マイナスに転じましたねぇ。ただ今後、値動きが底を打ったと思われてからが注目と見ております。現在PERは20.4倍、PBRは0.73倍。
■日精樹脂工業<6293>
射出成形機、つまりはプラスチック製造機械の最大手でございます。2016年11月22日に米テキサス州のサンアントニオ市に生産子会社の設立と共に新工場の建設を発表しております。自動車関連や医療関連からの需要が現在迄に堅調に推移しております。トランプ大統領の政策により内需が拡大すれば、同社への需要が増加する事が予想されますねぇ。またスマートフォンの普及における受注増の可能性も視野になりますな。現在PERは17.4倍、PBRは0.73倍。
以上でございます。
トランプ氏の動向も含め、米国由来のテーマ、そして新たな思惑はこれからも増えてきそうですね。
あたくしのブログでは元投資系会社に勤めていた経験からの相場観の他、今後期待値の高いテーマ株、日々の監視・注目銘柄についての記事を随時配信しております。
お時間がありましたら【儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」】を検索して頂ければ幸甚です。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2017年2月13日17時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『米国由来のテーマと今後注目の割安銘柄』について寄稿させて頂きますよ。
去る2017年2月11日、イベント「日米首脳会談」が終えましたが、その内容・結果についての具体性は欠けており、あくまで「日米の親密さ」を世界に発信しただけに留まりましたな。まぁ、ポジティブな部分は素直に好感していきたいもんですけどね。
ただその裏で麻生副総理とペンス副大統領との会談が進んだようで、今後は両氏がトップを務め、日米間の経済問題を幅広く話し合う「経済対話」を設けることで合意したとの事です。つまりそこから火種となる事も…という事ですな。
しかしにおいて、首脳会談を前に名指しで「日本は為替操作をしている」と口撃したトランプ大統領が、わずか数日のうちに転じて、日米の仲睦まじさを演出する…と。果たしてこの大統領の玉虫色のルチャ・マスク(※)には今後どれ程振り回される事になるのでしょうかねぇ。
※メキシコ語で「ルチャ」はプロレスの意
さて、トランプ大統領が誕生してからというもの、米国の政策に伴うトレンド、テーマが活況となっております。例えば米国のインフラ・設備投資の市場背景から、建設機械関連のヤマシンフィルタ<6240>が上昇しておりましたねぇ。また、先の大統領令からサイバーセキュリティ関連のラック<3857>、FFRI<3692>も物色されました。そしてトランプ氏が親イスラエルという思惑から、イスラエル企業との関わりのあるサン電子<4288>アズジェント<4288>、テリロジー<3356>などにも注目が集まりました。
このように探してみれば、米国由来のテーマは数多ございます。
今回はそんなテーマ性を持ちながら、割安感がある銘柄を3つご紹介致します。
■日東製網<3524>
16年11月に「宇宙活動法」が制定される前から注目されている銘柄でございます。同社はJAXAと共同で宇宙ゴミ除去網の開発に取り組んでおりますが…それ以上に注目すべきなのは業績が相当いいというところでしょうな。先の12月7日の決算では、17年4月期第2四半期(5〜10月)の連結経常利益は5.9億円(前年同期比91.3%増)に拡大し、通期計画の進捗率は62.2%となっております。次の4月の決算も期待されるところです。目先としては、ここから2000円台の回復と…中長期でさらなる上昇を狙いたいところでしょうな。現在PERは8.3倍、PBRは1.12倍と割安かと。
■石井工作研究所<6314>
少し遠いかもしれませんが、ドローン=無人戦闘機という考えからですな。トランプ大統領は核武装の拡充に関して前向きである事がTwitterなどから伺い知る事ができますねぇ。つまり、穏やかではありませんが、どちらかと言えば「戦争をしたい方」と見ております。故にテーマとして、今後ドローン関連が再びトレンド化する可能性はあるかと。同社は、1月19日に親会社であるモバイルクリエイト<3669>が産業用ドローン国内大手のエンルートと共同開発について業務提携を発表した際に高騰しましたが、その後2月10日に発表した決算からは嫌気され、マイナスに転じましたねぇ。ただ今後、値動きが底を打ったと思われてからが注目と見ております。現在PERは20.4倍、PBRは0.73倍。
■日精樹脂工業<6293>
射出成形機、つまりはプラスチック製造機械の最大手でございます。2016年11月22日に米テキサス州のサンアントニオ市に生産子会社の設立と共に新工場の建設を発表しております。自動車関連や医療関連からの需要が現在迄に堅調に推移しております。トランプ大統領の政策により内需が拡大すれば、同社への需要が増加する事が予想されますねぇ。またスマートフォンの普及における受注増の可能性も視野になりますな。現在PERは17.4倍、PBRは0.73倍。
以上でございます。
トランプ氏の動向も含め、米国由来のテーマ、そして新たな思惑はこれからも増えてきそうですね。
あたくしのブログでは元投資系会社に勤めていた経験からの相場観の他、今後期待値の高いテーマ株、日々の監視・注目銘柄についての記事を随時配信しております。
お時間がありましたら【儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」】を検索して頂ければ幸甚です。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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