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エクストリーム---法人向けエンターテインメントソフトウェア開発が好調、通期予想の利益・配当を上方修正

注目トピックス 日本株
エクストリーム<6033>は14日、2017年3月期第3四半期(16年4月-12月)連結決算を発表。売上高が24.27億円、営業利益が3.44億円、経常利益が3.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.18億円だった。なお同社は、第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較は行っていない。

主力のソリューション事業は、法人向けにゲームなどのエンターテインメントソフトウェア開発サービスを提供している。人材派遣の人材ソリューションサービスと、受託開発サービスがある。当期業績では、16年4月に子会社化したウィットネストが業績拡大に寄与している。インフラ設計からサイト運用までワンストップのソリューションを提供するSI(システムインテグレーション)事業及びAPI(アプリケーションプログラムインターフェイス)エコノミー構築支援事業を取扱う。

コンテンツプロパティ事業は、個人向けにPCオンライン、スマートフォンなどのゲームサービスを提供している。ゲームサービス、ライセンスサービス、共同開発サービスがある。当事業は、規模の追求ではなく、利益確保を最優先した運営方針である。

連結決算へ移行したことで売上規模は拡大傾向だが、採用競争が激化しており、優秀な技術者の採用・確保がプロジェクト遂行・事業運営の課題である。

17年3月期通期予想については、売上高が34.41億円、営業利益が4.33億円、経常利益が4.34億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.77億円で、売上高は据置きとしたが利益指標について上方修正した。人材採用費、教育研修費などの販管費が当初予想を下回る見込みとなったため、営業利益を上方修正した。また、昨年来からの円安傾向により、保有外貨預金の為替差益が発生したことで営業外収益が発生し、経常利益、当期純利益を上方修正した。この好調な業績予想に伴い、配当性向20%を基準として期末配当予想を8円増配し23円へ修正した。




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