エルテス Research Memo(3):年間契約による月額課金のストック型モデル
[17/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
2. 企業特徴
(1) 成長モデル
エルテス<3967>の主力サービスは、リスク予防の観点から継続取引を前提とした月額課金(年間契約)によるものであるため、顧客数の拡大が業績の伸びをけん引する積み上げ型のストックビジネス※である。主力のリスクモニタリングサービスの月額課金は30万円程度、新たに開始したリスクインテリジェンスサービスは50万円程度とみられる。なお、顧客数の拡大のためには、新規顧客の獲得とリピート率の維持・向上が重要である。リピート率は80%から90%の高い水準を確保しているもようである。
※炎上時(危機発生時)の緊急対応支援としてタイムチャージ課金(1人1日当たり20万円程度)も導入している。
また、同一顧客内でのサービスブランドや商品ブランドへの横展開による顧客単価の向上(アップセル)も売上拡大に結び付く。特に、これまでのソーシャルリスク領域からリスクインテリジェンス領域へと取り扱うデータの種類やリスクテーマの拡充を図っていることから、今後はさらに担当部署の拡がりにより、顧客単価の向上(顧客内シェアの拡大)を図る機会が増えることが想定され、顧客数の拡大と顧客単価の向上の両輪により成長が加速される可能性が高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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2. 企業特徴
(1) 成長モデル
エルテス<3967>の主力サービスは、リスク予防の観点から継続取引を前提とした月額課金(年間契約)によるものであるため、顧客数の拡大が業績の伸びをけん引する積み上げ型のストックビジネス※である。主力のリスクモニタリングサービスの月額課金は30万円程度、新たに開始したリスクインテリジェンスサービスは50万円程度とみられる。なお、顧客数の拡大のためには、新規顧客の獲得とリピート率の維持・向上が重要である。リピート率は80%から90%の高い水準を確保しているもようである。
※炎上時(危機発生時)の緊急対応支援としてタイムチャージ課金(1人1日当たり20万円程度)も導入している。
また、同一顧客内でのサービスブランドや商品ブランドへの横展開による顧客単価の向上(アップセル)も売上拡大に結び付く。特に、これまでのソーシャルリスク領域からリスクインテリジェンス領域へと取り扱うデータの種類やリスクテーマの拡充を図っていることから、今後はさらに担当部署の拡がりにより、顧客単価の向上(顧客内シェアの拡大)を図る機会が増えることが想定され、顧客数の拡大と顧客単価の向上の両輪により成長が加速される可能性が高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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