ロックオン Research Memo(2):関西発世界をめざすITベンチャー
[17/06/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 沿革
ロックオン<3690>は、現代表取締役社長の岩田進氏が2000年に自宅で創業した。起業当初は、請負でサイトを構築する業務が主力だったが、2004年に広告効果測定システム「アドエビス」、2006年にECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」をリリースし、ツールベンダーとしての事業を開始した。2007年にはアドエビスが国内シェアNo.1に、2010年にはEC-CUBEが国内シェアNo.1になり、事業が軌道に乗る。2012年にはベトナムにオフショア開発拠点を開設。2014年に東証マザーズに上場を果たした。広告効果測定システムであったアドエビスは、年々機能を拡張し、2015年にはマーケティングプラットフォーム「アドエビス」として進化し、その利便性が高く評価される。
岩田社長は、同社の開発をけん引してきたエンジニアであるとともに、マーケティング・営業においても陣頭指揮を執ってきた。独自の発想で新たな分野を開拓し、市場でトップシェアを獲得するその経営手腕には定評がある。日本にとどまらずに世界を視野に入れるベンチャー起業家である。
同社は2017年「働きがいのある会社」ランキング(従業員25〜99人部門)においてベストカンパニーに選出(5年連続6度目)されており、風通しのよい社風も魅力である。
2. 事業内容
同社の事業セグメントは、マーケティングPF事業と商流PF事業の2つである。
マーケティングPF事業は、インターネット広告の効率利用のための各種機能をクラウドシステムで提供する事業である。「アドエビス」は広告効果測定システムを中心とした「測定」機能、「THREe」など蓄積されたマーケティングデータを「活用」する機能の2つで構成され、一気通貫したマーケティング統合環境を提供する。全社売上の70.9%(2017年9月期第2四半期)、全社営業利益の110.4%(同)を稼ぎ、全社の業績を支える。
商流PF事業は、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」と、ECサイト構築の受託開発を行うサービスである「SOLUTION」で構成される。全社売上の29.1%(2017年9月期第2四半期)、全社営業利益の-10.4%(同)となっており、事業再編の過程にある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<NB>
1. 沿革
ロックオン<3690>は、現代表取締役社長の岩田進氏が2000年に自宅で創業した。起業当初は、請負でサイトを構築する業務が主力だったが、2004年に広告効果測定システム「アドエビス」、2006年にECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」をリリースし、ツールベンダーとしての事業を開始した。2007年にはアドエビスが国内シェアNo.1に、2010年にはEC-CUBEが国内シェアNo.1になり、事業が軌道に乗る。2012年にはベトナムにオフショア開発拠点を開設。2014年に東証マザーズに上場を果たした。広告効果測定システムであったアドエビスは、年々機能を拡張し、2015年にはマーケティングプラットフォーム「アドエビス」として進化し、その利便性が高く評価される。
岩田社長は、同社の開発をけん引してきたエンジニアであるとともに、マーケティング・営業においても陣頭指揮を執ってきた。独自の発想で新たな分野を開拓し、市場でトップシェアを獲得するその経営手腕には定評がある。日本にとどまらずに世界を視野に入れるベンチャー起業家である。
同社は2017年「働きがいのある会社」ランキング(従業員25〜99人部門)においてベストカンパニーに選出(5年連続6度目)されており、風通しのよい社風も魅力である。
2. 事業内容
同社の事業セグメントは、マーケティングPF事業と商流PF事業の2つである。
マーケティングPF事業は、インターネット広告の効率利用のための各種機能をクラウドシステムで提供する事業である。「アドエビス」は広告効果測定システムを中心とした「測定」機能、「THREe」など蓄積されたマーケティングデータを「活用」する機能の2つで構成され、一気通貫したマーケティング統合環境を提供する。全社売上の70.9%(2017年9月期第2四半期)、全社営業利益の110.4%(同)を稼ぎ、全社の業績を支える。
商流PF事業は、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」と、ECサイト構築の受託開発を行うサービスである「SOLUTION」で構成される。全社売上の29.1%(2017年9月期第2四半期)、全社営業利益の-10.4%(同)となっており、事業再編の過程にある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<NB>