エイジア Research Memo(3):クラウドサービスが伸長し、過去最高業績を更新
[17/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2017年3月期の業績概要
エイジア<2352>の2017年3月期の連結業績は、売上高が前期比16.1%増の1,330百万円、営業利益が同20.0%増の287百万円、経常利益が同20.2%増の291百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の176百万円と増収増益となり、売上高は8期連続増収、営業利益、経常利益当期純利益は2期連続の増益となり、過去最高業績を更新した。会社計画比で見ると、ライセンス販売が想定を上回ったことにより売上高、営業利益、経常利益ともに計画を上回ったが、ソフトウェアを中心とした減損損失29百万円を特別損失として計上したことで、当期純利益のみ計画を若干下回った。
前期比での増収増益要因を見ると、売上高では「WEBCAS」シリーズを中心に主力のアプリケーション事業が前期比16.8%増と好調に推移したほか、コンサルティング事業も子会社のFUCAでWeb制作の大型案件を獲得し、同22.9%増となったことが増収要因となった。利益面では、人件費の増加や運営サーバーの増強投資等による費用増を、増収効果や仕入外注費の低減等により吸収して増益となり、売上高営業利益率は前期比0.7ポイント上昇の21.6%となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>
1. 2017年3月期の業績概要
エイジア<2352>の2017年3月期の連結業績は、売上高が前期比16.1%増の1,330百万円、営業利益が同20.0%増の287百万円、経常利益が同20.2%増の291百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の176百万円と増収増益となり、売上高は8期連続増収、営業利益、経常利益当期純利益は2期連続の増益となり、過去最高業績を更新した。会社計画比で見ると、ライセンス販売が想定を上回ったことにより売上高、営業利益、経常利益ともに計画を上回ったが、ソフトウェアを中心とした減損損失29百万円を特別損失として計上したことで、当期純利益のみ計画を若干下回った。
前期比での増収増益要因を見ると、売上高では「WEBCAS」シリーズを中心に主力のアプリケーション事業が前期比16.8%増と好調に推移したほか、コンサルティング事業も子会社のFUCAでWeb制作の大型案件を獲得し、同22.9%増となったことが増収要因となった。利益面では、人件費の増加や運営サーバーの増強投資等による費用増を、増収効果や仕入外注費の低減等により吸収して増益となり、売上高営業利益率は前期比0.7ポイント上昇の21.6%となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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