エイジア Research Memo(6):EC市場の拡大により、市場環境は追い風が続く
[17/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
1. 市場環境について
エイジア<2352>を取り巻く市場環境は引き続き良好な見通しとなっている。国内のBtoCのEC市場規模は年々拡大を続けており、2016年は前年比9.9%増の15.1兆円、EC化率で5.43%と右肩上がりで成長している。とはいえ、諸外国のEC化率について見ると、2013年時点で英国が11.6%(2018年予想18.0%)、中国が8.3%(2018年予想16.6%)となっており、海外と比較すると日本のEC化率は依然低水準にとどまっていると言える。逆に言えば、国内のEC市場規模はまだ発展途上段階で、今後も右肩上がりの成長が続くものと予想される。
こうしたなかで、インターネットを活用した販促施策はEC専業の企業だけではなく、BtoCの事業を行うすべての企業において今では重要なマーケティング施策となっている。特に、ここ数年はスマートフォンの普及並びに、インターネット技術の進化によって個人の属性や行動履歴などを把握して効果的なOne to Oneの広告配信を打てるようになってきており、こうしたマーケティング施策を打つことができるかどうかで、企業の収益も変わってくると言っても過言ではない。こうしたマーケティングソリューションサービスを展開する企業にとっては、事業を拡大していくうえでの好機となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>
1. 市場環境について
エイジア<2352>を取り巻く市場環境は引き続き良好な見通しとなっている。国内のBtoCのEC市場規模は年々拡大を続けており、2016年は前年比9.9%増の15.1兆円、EC化率で5.43%と右肩上がりで成長している。とはいえ、諸外国のEC化率について見ると、2013年時点で英国が11.6%(2018年予想18.0%)、中国が8.3%(2018年予想16.6%)となっており、海外と比較すると日本のEC化率は依然低水準にとどまっていると言える。逆に言えば、国内のEC市場規模はまだ発展途上段階で、今後も右肩上がりの成長が続くものと予想される。
こうしたなかで、インターネットを活用した販促施策はEC専業の企業だけではなく、BtoCの事業を行うすべての企業において今では重要なマーケティング施策となっている。特に、ここ数年はスマートフォンの普及並びに、インターネット技術の進化によって個人の属性や行動履歴などを把握して効果的なOne to Oneの広告配信を打てるようになってきており、こうしたマーケティング施策を打つことができるかどうかで、企業の収益も変わってくると言っても過言ではない。こうしたマーケティングソリューションサービスを展開する企業にとっては、事業を拡大していくうえでの好機となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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