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インテリックス---17年5月期は増収、各利益は上振れ着地、各セグメントが順調に推移

注目トピックス 日本株
インテリックス<8940>は11日、2017年5月期連結決算を発表。売上高が前期比6.2%増の414.00億円、営業利益が同0.1%減の17.56億円、経常利益が同8.7%減の13.43億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.9%減の8.91億円だった。

主たる事業である中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)は、首都圏エリアで市場参入者が増加し競合が激しくなり、同エリアでの販売件数は前期比9.7%の減少となった。一方で、地方主要都市(5拠点)においては市場開拓が進展し、同エリアでの販売件数は前期に比べ29.0%増と大きく伸張した。その結果、同事業における物件販売の売上高は前期比5.5%増となった。加えて、その他不動産事業においては、不動産小口化商品の「アセットシェアリング横濱元町」及び「アセットシェアリング渋谷青山(第1期)」を販売し、グループの売上高は前期に比べ6.2%増となった。利益面については、アセットシェアリング事業やその他不動産の売却による収益寄与により、売上総利益は前期比4.2%増となった。一方で、販管費がアセットシェアリング事業の広告宣伝費に加え、地方店を中心とした人員増強による人件費の増加等により、営業利益は前期と同水準(前期比0.1%減)だった。前期比較では減益となったが、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は期初予想に対して上振れての着地であり、想定以上の決算内容といえるだろう。

18年5月期通期については、売上高が前期比13.2%増の468.75億円、営業利益が同8.3%増の19.03億円、経常利益が同6.7%増の14.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.0%増の9.89億円を見込んでいる。リノヴェックスマンション事業における有望な地方主要都市での展開やアセットシェアリング事業の伸張により、業容の拡大を図る計画である。




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