ハイアス Research Memo(1):17/4期は過去最高業績。初の配当実施、中計を発表し、新たな成長ステージへ
[17/08/04]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■要約
ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は、住宅関連のソリューション提案型コンサルティング事業を展開する。住宅・不動産・土木工事の各業界中小企業向けに、「ビジネスモデルパッケージ」と「経営効率化パッケージ」の2本柱で、会員のニーズに合わせたソリューションを提供する。
同社は2017年6月14日、2017年4月期の連結決算を発表した。売上高は3,971百万円(前期比24.4%増)、営業利益は301百万円(同23.6%増)、経常利益は303百万円(同32.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は185百万円(同29.1%増)であった。売上高、各利益指標とも期初計画値を上回り、過去最高値を更新した。主力の高性能デザイナーズ住宅「R+house」事業が、会員数の増加に伴って引き続き受注が好調で、ロイヤルティを中心に売上高を順調に伸ばした。
同時に発表された2018年4月期の連結業績予想は、売上高が4,984百万円(前期比25.5%増)、営業利益が372百万円(同23.8%増)、経常利益が350百万円(同15.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が220百万円(同19.0%増)である。主力の「R+house」の受注が引き続き堅調で、会費・ロイヤルティの収入が順調に拡大する見込みである。また、2018年4月期業績予想と併せて、初めて配当実施を行う予定であることを発表した。配当の基本方針は、1)株主への利益還元をより一層重視し、2018年4月期より実施する。2)株主への利益還元の機会を充実させるため、年2回配当を実施する。3)配当性向は30%を目安とする。 の3つである。2018年4月期は、中間配当4円、期末配当4円の配当予想としている。
同社は、2020年4月期までの中期経営計画を発表した。住宅の評価基準など住宅業界の社会インフラを改革していくという壮大な構想がバックボーンとなっているが、不動産業に特化したコンサルティング事業という同社の立ち位置が、その具現化に優位性を発揮しそうだ。売上高など具体的な数値目標については公表していないが、近い将来の東証1部上場を見据えて、新たな成長ステージへの移行を図っている。
■Key Points
・2017年4月期連結業績は、売上高・各利益指標とも期初計画値を上回り、過去最高値を更新
・2018年4月期も主力パッケージ「R+house」好調で大幅増収増益見込み、初の配当実施予定
・2020年までの中期経営計画発表、1部上場見据え、新たな成長ステージへ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
<HN>
ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は、住宅関連のソリューション提案型コンサルティング事業を展開する。住宅・不動産・土木工事の各業界中小企業向けに、「ビジネスモデルパッケージ」と「経営効率化パッケージ」の2本柱で、会員のニーズに合わせたソリューションを提供する。
同社は2017年6月14日、2017年4月期の連結決算を発表した。売上高は3,971百万円(前期比24.4%増)、営業利益は301百万円(同23.6%増)、経常利益は303百万円(同32.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は185百万円(同29.1%増)であった。売上高、各利益指標とも期初計画値を上回り、過去最高値を更新した。主力の高性能デザイナーズ住宅「R+house」事業が、会員数の増加に伴って引き続き受注が好調で、ロイヤルティを中心に売上高を順調に伸ばした。
同時に発表された2018年4月期の連結業績予想は、売上高が4,984百万円(前期比25.5%増)、営業利益が372百万円(同23.8%増)、経常利益が350百万円(同15.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が220百万円(同19.0%増)である。主力の「R+house」の受注が引き続き堅調で、会費・ロイヤルティの収入が順調に拡大する見込みである。また、2018年4月期業績予想と併せて、初めて配当実施を行う予定であることを発表した。配当の基本方針は、1)株主への利益還元をより一層重視し、2018年4月期より実施する。2)株主への利益還元の機会を充実させるため、年2回配当を実施する。3)配当性向は30%を目安とする。 の3つである。2018年4月期は、中間配当4円、期末配当4円の配当予想としている。
同社は、2020年4月期までの中期経営計画を発表した。住宅の評価基準など住宅業界の社会インフラを改革していくという壮大な構想がバックボーンとなっているが、不動産業に特化したコンサルティング事業という同社の立ち位置が、その具現化に優位性を発揮しそうだ。売上高など具体的な数値目標については公表していないが、近い将来の東証1部上場を見据えて、新たな成長ステージへの移行を図っている。
■Key Points
・2017年4月期連結業績は、売上高・各利益指標とも期初計画値を上回り、過去最高値を更新
・2018年4月期も主力パッケージ「R+house」好調で大幅増収増益見込み、初の配当実施予定
・2020年までの中期経営計画発表、1部上場見据え、新たな成長ステージへ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
<HN>