注目銘柄ダイジェスト(前場):西武ホールディ、ミクシィ、NF回路など
[17/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
レーザーテック<6920>:2065円(+245円)
大幅続伸で一時上昇率トップ。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューも1700円から2700円に引き上げている。20年6月期以降の中長期シナリオを上方修正したことが評価引き上げの背景。半導体検査分野で、同社がオンリーワンのポジションを確保する領域が拡がる可能性が高まったと判断しているもよう。半導体先端分野での検査関連装置などで受注を獲得したとみているようだ。
西武ホールディ<9024>:2005円(+101円)
大幅続伸。投資ファンドのサーベラスが同社株式を全て売却したことがわかったと報じられている。サーベラスでは、出資を受けてから11年半でEXITしたことになり、一定の収益を確保したとみられている。同社にとっては、折に触れてサーベラスの保有株売却が需給の波乱要因となっていたこともあり、今後は需給面からの買い安心感が強まることになる。
JAC<2124>:1590円(-107円)
大幅反落。前日に月次動向を発表しており、ネガティブ材料視されている。7月売上高は前年同月比0.2%の増加にとどまり、売上総利益は同0.1%減とマイナスに転じている。前月の売上高は同26.0%増と今年最大の伸びとなっていた。また、売上総利益がマイナスに転じるのは2014年の12月以来となる。他の人材各社も順調な推移を続けているとみられるなか、想定外の失速と受け止められる格好に。
東邦鉛<5707>:519円(+49円)
大幅続伸。亜鉛相場の上昇が買い手掛かりとなっている。前日のLME亜鉛価格は前日比71.25ドル高の3009.50ドルとなり、3000ドル台に乗せている。供給不足感が強まる中で需要が高まり、2007年10月以来約10年ぶり高値まで買われている。市況上昇による業績寄与が期待される展開に。また、他の非鉄金属株との比較で出遅れ感が強いことも買い安心感につながる。
日ケミコン<6997>:410円(+26円)
急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を450円にまで引き上げている。営業利益予想を18年3月期は60億円から65億円に、19年3月期は76億円から86億円に増額している。産機・エアコン・車載向けアルミ電解コンデンサの拡大がトップラインを牽引、とりわけ、産機向けがFAを中心に全般的な需要増加の恩恵を受けているとしている。
Jストリーム<4308>:586円(+34円)
一時615円まで急伸。「コンテンツ付加情報提供システム」に関する特許を取得したと発表している。ブルーレイプレイヤーなどの再生機器で再生されている情報をタブレットやスマートフォン等の端末で取得し、再生を端末の画面からコントロールするとともに、再生されるコンテンツに関する付加情報をネットワークから配信、端末で受信して表示することができる仕組みとなっている。
NF回路<6864>:1040円(+150円)
ストップ高で年初来高値更新。文部科学省が「量子コンピューター」を実用化するため、18年度から10年間に約300億円を投じる方針と一部メディアが報じている。来年度の概算要求に約30億円を盛り込むようだ。この報道を受けて、関連銘柄として同社に物色が向かっている。同社が手掛ける微少信号測定器は、量子コンピューターにおける超電導デバイスの信号増幅にも用いられるという。
ミクシィ<2121>:5810円(+50円)
3日ぶり反発。いちよし証券がフェアバリューを従来の7000円から6600円に引き下げる一方、レーティング「B(中立)」を据え置いている。18年3月期の第1四半期(17年4-6月)決算は同証券の従前予想を上回り、通期会社計画に対する進捗についても堅調に推移していると指摘。しかし、メディアプラットフォーム事業が伸び悩み始めており、新たなけん引役の創出が当面の課題とみている。
<DM>
大幅続伸で一時上昇率トップ。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューも1700円から2700円に引き上げている。20年6月期以降の中長期シナリオを上方修正したことが評価引き上げの背景。半導体検査分野で、同社がオンリーワンのポジションを確保する領域が拡がる可能性が高まったと判断しているもよう。半導体先端分野での検査関連装置などで受注を獲得したとみているようだ。
西武ホールディ<9024>:2005円(+101円)
大幅続伸。投資ファンドのサーベラスが同社株式を全て売却したことがわかったと報じられている。サーベラスでは、出資を受けてから11年半でEXITしたことになり、一定の収益を確保したとみられている。同社にとっては、折に触れてサーベラスの保有株売却が需給の波乱要因となっていたこともあり、今後は需給面からの買い安心感が強まることになる。
JAC<2124>:1590円(-107円)
大幅反落。前日に月次動向を発表しており、ネガティブ材料視されている。7月売上高は前年同月比0.2%の増加にとどまり、売上総利益は同0.1%減とマイナスに転じている。前月の売上高は同26.0%増と今年最大の伸びとなっていた。また、売上総利益がマイナスに転じるのは2014年の12月以来となる。他の人材各社も順調な推移を続けているとみられるなか、想定外の失速と受け止められる格好に。
東邦鉛<5707>:519円(+49円)
大幅続伸。亜鉛相場の上昇が買い手掛かりとなっている。前日のLME亜鉛価格は前日比71.25ドル高の3009.50ドルとなり、3000ドル台に乗せている。供給不足感が強まる中で需要が高まり、2007年10月以来約10年ぶり高値まで買われている。市況上昇による業績寄与が期待される展開に。また、他の非鉄金属株との比較で出遅れ感が強いことも買い安心感につながる。
日ケミコン<6997>:410円(+26円)
急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を450円にまで引き上げている。営業利益予想を18年3月期は60億円から65億円に、19年3月期は76億円から86億円に増額している。産機・エアコン・車載向けアルミ電解コンデンサの拡大がトップラインを牽引、とりわけ、産機向けがFAを中心に全般的な需要増加の恩恵を受けているとしている。
Jストリーム<4308>:586円(+34円)
一時615円まで急伸。「コンテンツ付加情報提供システム」に関する特許を取得したと発表している。ブルーレイプレイヤーなどの再生機器で再生されている情報をタブレットやスマートフォン等の端末で取得し、再生を端末の画面からコントロールするとともに、再生されるコンテンツに関する付加情報をネットワークから配信、端末で受信して表示することができる仕組みとなっている。
NF回路<6864>:1040円(+150円)
ストップ高で年初来高値更新。文部科学省が「量子コンピューター」を実用化するため、18年度から10年間に約300億円を投じる方針と一部メディアが報じている。来年度の概算要求に約30億円を盛り込むようだ。この報道を受けて、関連銘柄として同社に物色が向かっている。同社が手掛ける微少信号測定器は、量子コンピューターにおける超電導デバイスの信号増幅にも用いられるという。
ミクシィ<2121>:5810円(+50円)
3日ぶり反発。いちよし証券がフェアバリューを従来の7000円から6600円に引き下げる一方、レーティング「B(中立)」を据え置いている。18年3月期の第1四半期(17年4-6月)決算は同証券の従前予想を上回り、通期会社計画に対する進捗についても堅調に推移していると指摘。しかし、メディアプラットフォーム事業が伸び悩み始めており、新たなけん引役の創出が当面の課題とみている。
<DM>