注目銘柄ダイジェスト(前場):リクルートHD、コマツ、東芝など
[17/09/06]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
リクルートHD<6098>:2321円(+145円)
大幅反発。日経平均への新規採用が発表されている。リバランスは9月29日の引けで実施される。みずほ証券の試算では、1500億円超の買い需要が発生して、売買インパクトは19日分と想定されているようだ。今後の需給インパクトを先取りする動きに。同社の採用に関しては、有力候補の一社ではあったものの、強く期待感が反映される状況ではなかった。同様に新規採用となった日本郵政<6178>も買い先行スタートに。
サイバー<4751>:3360円(-250円)
大幅続落。前日に日経平均のリバランスが発表されたが、有力候補とされていた同社は新規採用にならず、失望売りが先行する形となっている。同社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券などが採用の有力候補と位置づけ、野村證券、大和証券からも次位候補とされていた。除外となった明電舎、北越紀州などと同様に売り圧力が強まる格好へ。
ホシデン<6804>:1703円(-63円)
大幅続落。CB100億円の発行を発表している。成長分野と位置付ける自動車関連、アミューズメント関連、医療・美容・健康機器関連などにおいて、競争力強化を目的とした設備投資資金に充当するもよう。転換価額は2454円で前日終値に対するアップ率は38.96%となる。潜在的な希薄化率は6.85%。最近目立っているリキャップCBのような短期的なプラス要因もなく、潜在的な希薄化をストレートにマイナス視。
阿波製紙<3896>:799円(+100円)
連日のストップ高。北朝鮮情勢の緊迫感が高まる中、本日も関連銘柄に物色が集中する展開になっている。北朝鮮が電磁気でコンピューターや電子機器などを無力化させるEMP(核電磁パルス)攻撃に言及したことで、EMP対策として電磁波シールドシートに関心が高まっている。なお、同社の他、技研興業<9764>などもEMP対策関連として連日の急騰となっている。
コマツ<6301>:2987.5円(+50円)
反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げしている。目標株価も2700円から4000円に引き上げ。業績予想の上方修正に伴い、株価に割安感が出たとの見方。今期営業利益は1720億円から2205億円にまで上方修正、会社計画の1560億円を大きく上回ると予想。中国では、政府主導の「一帯一路」推進により休車率は大幅に低下し稼働時間も上昇、外資系メーカーに対する需要のピークは2018年での更新も視野としている。
東芝<6502>:324円(+12円)
続伸。「東芝メモリ」の売却交渉において、米ウエスタンデジタル(WD)が経営関与を弱める譲歩案を示したと報じられている。買収時に計画していた1500億円の資金拠出を見送り、独占禁止法の審査を通りやすくするようだ。上場維持のための売却期限が迫り、警戒感が強まる状況となっていたが、期限切れによる上場廃止といったリスクはやや和らぐ状況と捉えられているようだ。
ヒーハイスト<6433>:510円(+23円)
3日ぶり反発。4日高値635円をピークにスピード調整をみせたが、直近ボトム水準からのリバウンドをみせてきている。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーであり、自動車、半導体、電子機器等様々な分野の製品を手掛けている。人手不足を補うための省力化投資が活発になると見込まれており、事業環境は追い風であろう。
トミタ電機<6898>:1830円(+250円)
急伸。18年1月期の上期及び通期予想の上方修正を発表。上期の最終損益は600万円の赤字から6600万円の黒字、通期では1900万円の黒字から8000万円の黒字(前期は1.25億円の赤字)に引き上げている。保有する国内上場株式の売却に伴う、特別利益の計上が主要因となっている。その他、原価率の低減、経費削減なども寄与するもよう。
ハーモニック<6324>:4765円(+205円)
大幅反発。同社はロボット需要急増に対応し、産業用ロボット向け減速機の国内生産を2.5倍に増やすと一部メディアが報じたことで、関心が向かっているようだ。報道によると、新工場を建設し、2020年をメドに日本の月産台数を現在の8万台から20万台に引き上げるもよう。投資額は国内だけで最大300億円に達する見込みのようだ。
<DM>
大幅反発。日経平均への新規採用が発表されている。リバランスは9月29日の引けで実施される。みずほ証券の試算では、1500億円超の買い需要が発生して、売買インパクトは19日分と想定されているようだ。今後の需給インパクトを先取りする動きに。同社の採用に関しては、有力候補の一社ではあったものの、強く期待感が反映される状況ではなかった。同様に新規採用となった日本郵政<6178>も買い先行スタートに。
サイバー<4751>:3360円(-250円)
大幅続落。前日に日経平均のリバランスが発表されたが、有力候補とされていた同社は新規採用にならず、失望売りが先行する形となっている。同社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券などが採用の有力候補と位置づけ、野村證券、大和証券からも次位候補とされていた。除外となった明電舎、北越紀州などと同様に売り圧力が強まる格好へ。
ホシデン<6804>:1703円(-63円)
大幅続落。CB100億円の発行を発表している。成長分野と位置付ける自動車関連、アミューズメント関連、医療・美容・健康機器関連などにおいて、競争力強化を目的とした設備投資資金に充当するもよう。転換価額は2454円で前日終値に対するアップ率は38.96%となる。潜在的な希薄化率は6.85%。最近目立っているリキャップCBのような短期的なプラス要因もなく、潜在的な希薄化をストレートにマイナス視。
阿波製紙<3896>:799円(+100円)
連日のストップ高。北朝鮮情勢の緊迫感が高まる中、本日も関連銘柄に物色が集中する展開になっている。北朝鮮が電磁気でコンピューターや電子機器などを無力化させるEMP(核電磁パルス)攻撃に言及したことで、EMP対策として電磁波シールドシートに関心が高まっている。なお、同社の他、技研興業<9764>などもEMP対策関連として連日の急騰となっている。
コマツ<6301>:2987.5円(+50円)
反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げしている。目標株価も2700円から4000円に引き上げ。業績予想の上方修正に伴い、株価に割安感が出たとの見方。今期営業利益は1720億円から2205億円にまで上方修正、会社計画の1560億円を大きく上回ると予想。中国では、政府主導の「一帯一路」推進により休車率は大幅に低下し稼働時間も上昇、外資系メーカーに対する需要のピークは2018年での更新も視野としている。
東芝<6502>:324円(+12円)
続伸。「東芝メモリ」の売却交渉において、米ウエスタンデジタル(WD)が経営関与を弱める譲歩案を示したと報じられている。買収時に計画していた1500億円の資金拠出を見送り、独占禁止法の審査を通りやすくするようだ。上場維持のための売却期限が迫り、警戒感が強まる状況となっていたが、期限切れによる上場廃止といったリスクはやや和らぐ状況と捉えられているようだ。
ヒーハイスト<6433>:510円(+23円)
3日ぶり反発。4日高値635円をピークにスピード調整をみせたが、直近ボトム水準からのリバウンドをみせてきている。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーであり、自動車、半導体、電子機器等様々な分野の製品を手掛けている。人手不足を補うための省力化投資が活発になると見込まれており、事業環境は追い風であろう。
トミタ電機<6898>:1830円(+250円)
急伸。18年1月期の上期及び通期予想の上方修正を発表。上期の最終損益は600万円の赤字から6600万円の黒字、通期では1900万円の黒字から8000万円の黒字(前期は1.25億円の赤字)に引き上げている。保有する国内上場株式の売却に伴う、特別利益の計上が主要因となっている。その他、原価率の低減、経費削減なども寄与するもよう。
ハーモニック<6324>:4765円(+205円)
大幅反発。同社はロボット需要急増に対応し、産業用ロボット向け減速機の国内生産を2.5倍に増やすと一部メディアが報じたことで、関心が向かっているようだ。報道によると、新工場を建設し、2020年をメドに日本の月産台数を現在の8万台から20万台に引き上げるもよう。投資額は国内だけで最大300億円に達する見込みのようだ。
<DM>