サイバネット Research Memo(5):3年×2の中計の前半は営業利益率8%の達成を見込む
[17/09/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
● 2017年12月期通期業績見通し
日本の経済を見ると、緩やかな回復基調で推移していることもあり、サイバネットシステム<4312>の主要顧客である製造業の投資意欲は引き続き堅調に推移していくと考えられる。一方、ものづくりの現場では、顧客ニーズの多様化に迅速に対応するため、設計開発の効率化ニーズが拡大している。そのなかで、設計開発工程で従来の3D CAE(3次元形状を元に解析を行う手法)技術と概念設計の1D CAE技術を融合し、トータルで設計開発工程の効率化を図る動きが出てきている。さらに、設計開発に対する検証・計測と言った分野やIoT※といったビッグデータ分野でのビジネスが生まれてきている。同社は2015年2月にこれらの動きに対応するための中期経営計画を発表しており、この計画にのっとって進んできている。
※IoT(Internet of Things):様々な「もの」がインターネットに接続され、相互に通信し合う仕組みのこと
なお、2017年2月9日付で発表した2017年12月期通期の連結業績予想では、売上高は17,400百万円(前期比8.5%増)、営業利益1,400百万円(同36.2%増)、経常利益1,500百万円(同49.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で900百万円(同94.8%増)と増収増益を見込んでいる。2017年12月期第2四半期終了時点でもこの通期業績予想に変更は無く、この達成については、開発子会社のMaplesoftで下期に見込んでいる大型OEM案件の受注時期や、下半期の中国市場の伸びがカギと思料される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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● 2017年12月期通期業績見通し
日本の経済を見ると、緩やかな回復基調で推移していることもあり、サイバネットシステム<4312>の主要顧客である製造業の投資意欲は引き続き堅調に推移していくと考えられる。一方、ものづくりの現場では、顧客ニーズの多様化に迅速に対応するため、設計開発の効率化ニーズが拡大している。そのなかで、設計開発工程で従来の3D CAE(3次元形状を元に解析を行う手法)技術と概念設計の1D CAE技術を融合し、トータルで設計開発工程の効率化を図る動きが出てきている。さらに、設計開発に対する検証・計測と言った分野やIoT※といったビッグデータ分野でのビジネスが生まれてきている。同社は2015年2月にこれらの動きに対応するための中期経営計画を発表しており、この計画にのっとって進んできている。
※IoT(Internet of Things):様々な「もの」がインターネットに接続され、相互に通信し合う仕組みのこと
なお、2017年2月9日付で発表した2017年12月期通期の連結業績予想では、売上高は17,400百万円(前期比8.5%増)、営業利益1,400百万円(同36.2%増)、経常利益1,500百万円(同49.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で900百万円(同94.8%増)と増収増益を見込んでいる。2017年12月期第2四半期終了時点でもこの通期業績予想に変更は無く、この達成については、開発子会社のMaplesoftで下期に見込んでいる大型OEM案件の受注時期や、下半期の中国市場の伸びがカギと思料される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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