ホットリンク Research Memo(7):当面は先行投資期間で無配を継続予定
[17/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策とリスク要因
1. 株主還元策
ホットリンク<3680>は株主に対する利益還元に関して、将来的には配当による利益還元を予定しているものの、現時点においては、事業投資や人材の採用・育成などに積極的に資金を振り向ける先行投資期間にあるとの認識であり、2017年12月期についても無配を継続する予定となっている。
2. リスク要因
事業のリスク要因としては、ソーシャルメディアデータ購入先企業の経営方針転換による契約解除や政府の政策変更等により、ソーシャルメディアデータの仕入れができなくなることが想定される。こうした場合には、同社の業績にも影響が出る可能性がある。このうち、購入先企業との関係だけで見れば、同社は既に国内外で多くの企業を顧客として抱えており、今後もクロスバウンド事業等の成長により、データ購入量の増加が見込まれることから、契約が解除される可能性は極めて低いと弊社では考えている。
また、Effyisの業績拡大によって2017年12月期第2四半期累計の海外売上比率は5割強の水準となっており、為替が円高に進んだ場合は、Effyisの業績が円換算で目減りするリスクがある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>
1. 株主還元策
ホットリンク<3680>は株主に対する利益還元に関して、将来的には配当による利益還元を予定しているものの、現時点においては、事業投資や人材の採用・育成などに積極的に資金を振り向ける先行投資期間にあるとの認識であり、2017年12月期についても無配を継続する予定となっている。
2. リスク要因
事業のリスク要因としては、ソーシャルメディアデータ購入先企業の経営方針転換による契約解除や政府の政策変更等により、ソーシャルメディアデータの仕入れができなくなることが想定される。こうした場合には、同社の業績にも影響が出る可能性がある。このうち、購入先企業との関係だけで見れば、同社は既に国内外で多くの企業を顧客として抱えており、今後もクロスバウンド事業等の成長により、データ購入量の増加が見込まれることから、契約が解除される可能性は極めて低いと弊社では考えている。
また、Effyisの業績拡大によって2017年12月期第2四半期累計の海外売上比率は5割強の水準となっており、為替が円高に進んだ場合は、Effyisの業績が円換算で目減りするリスクがある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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