テクマトリックス---3Qは売上高が5.2%増、情報基盤事業及びアプリケーション・サービス事業ともに堅調に推移
[18/02/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
テクマトリックス<3762>は1月31日、2018年3月期第3四半期(2017年4〜12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.2%増の165.03億円、営業利益が同6.4%減の9.39億円、経常利益が同9.3%増の10.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.5%増の6.83億円となった。
セグメントの業績では、情報基盤事業は、負荷分散装置の販売は大手インターネットサービス事業者向けを中心に需要が持ち直しており、マイクロソフト社が提供するOffice 365との連携ソリューション等新しい需要の開拓により好調に推移した。また、ランサムウェア等の標的型攻撃に代表されるサイバー攻撃の脅威が継続していることから主力の次世代ファイアウォールや不正侵入防御アプライアンス、アンチウィルス製品等の販売は官需・民需を含め堅調で、大規模案件の引き合いも増加している。セキュリティに関連する運用・監視サービスの売上も増加した。中央省庁向けや大学向けのネットワーク、セキュリティ・インテグレーションの大型案件の受注にも成功した。
前連結会計期間に販売開始した次世代型メールセキュリティ製品、AIを活用した次世代アンチウィルス製品等の新しい分野のセキュリティ対策製品の引き合いも好調である。
クラスターストレージはメディア・エンタテイメント業界向けの売上が堅調である。
クロス・ヘッドでは、保守、運用・監視サービスの引き合いは堅調である。
沖縄クロス・ヘッドでは、セキュリティ関連製品や独自の付加価値サービスの販売は好調だった。
アプリケーション・サービス事業は、インターネットサービス分野では、金融機関向けのシステム開発は堅調である。しかし、既存顧客向け大型案件の一部不採算により、損益面では計画値を下回っている。また、新規クラウドサービスの顧客獲得も想定を下回った。カサレアルでは、教育事業において、新しい教育プログラムの開発、パートナーの発掘などが奏効し、企業向けの新入社員研修や定期開催の技術研修等の受注が増加した。
ソフトウェア品質保証分野では、ソフトウェアテストツールの受注は堅調である。大手自動車メーカ向けの車載ソフトウェアに関連するプロジェクトへの参画も決まった。
医療分野では、医療情報クラウドサービス「NOBORI」の好調な引合いは継続している。累積契約施設数の増加に伴い、売上高及び損益面で計画値を上回っている。合同会社医知悟は、遠隔読影の需要の高まりにより、従来の病院向けサービス提供に加えて、健診施設等の顧客の取り込みや病理分野への事業拡大が進んだため、契約施設数、読影依頼件数、従量課金金額は順調に増加した。
CRM分野では、大手システム・インテグレーターとの業務提携、クラウド需要の拡大、知名度の向上と実績の拡大に伴い堅調な引合いが継続している。
2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比9.1%増の240.00億円、営業利益が同21.7増の20.00億円、経常利益が同35.2%増の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.5%増の14.00億円とする5月9日に公表した業績予想を据え置いている。
<MW>
セグメントの業績では、情報基盤事業は、負荷分散装置の販売は大手インターネットサービス事業者向けを中心に需要が持ち直しており、マイクロソフト社が提供するOffice 365との連携ソリューション等新しい需要の開拓により好調に推移した。また、ランサムウェア等の標的型攻撃に代表されるサイバー攻撃の脅威が継続していることから主力の次世代ファイアウォールや不正侵入防御アプライアンス、アンチウィルス製品等の販売は官需・民需を含め堅調で、大規模案件の引き合いも増加している。セキュリティに関連する運用・監視サービスの売上も増加した。中央省庁向けや大学向けのネットワーク、セキュリティ・インテグレーションの大型案件の受注にも成功した。
前連結会計期間に販売開始した次世代型メールセキュリティ製品、AIを活用した次世代アンチウィルス製品等の新しい分野のセキュリティ対策製品の引き合いも好調である。
クラスターストレージはメディア・エンタテイメント業界向けの売上が堅調である。
クロス・ヘッドでは、保守、運用・監視サービスの引き合いは堅調である。
沖縄クロス・ヘッドでは、セキュリティ関連製品や独自の付加価値サービスの販売は好調だった。
アプリケーション・サービス事業は、インターネットサービス分野では、金融機関向けのシステム開発は堅調である。しかし、既存顧客向け大型案件の一部不採算により、損益面では計画値を下回っている。また、新規クラウドサービスの顧客獲得も想定を下回った。カサレアルでは、教育事業において、新しい教育プログラムの開発、パートナーの発掘などが奏効し、企業向けの新入社員研修や定期開催の技術研修等の受注が増加した。
ソフトウェア品質保証分野では、ソフトウェアテストツールの受注は堅調である。大手自動車メーカ向けの車載ソフトウェアに関連するプロジェクトへの参画も決まった。
医療分野では、医療情報クラウドサービス「NOBORI」の好調な引合いは継続している。累積契約施設数の増加に伴い、売上高及び損益面で計画値を上回っている。合同会社医知悟は、遠隔読影の需要の高まりにより、従来の病院向けサービス提供に加えて、健診施設等の顧客の取り込みや病理分野への事業拡大が進んだため、契約施設数、読影依頼件数、従量課金金額は順調に増加した。
CRM分野では、大手システム・インテグレーターとの業務提携、クラウド需要の拡大、知名度の向上と実績の拡大に伴い堅調な引合いが継続している。
2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比9.1%増の240.00億円、営業利益が同21.7増の20.00億円、経常利益が同35.2%増の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.5%増の14.00億円とする5月9日に公表した業績予想を据え置いている。
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