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イーエムシステムズ---3Qは営業利益が30.6%増、調剤システム事業及び医科システム事業ともに好調

注目トピックス 日本株
イーエムシステムズ<4820>は9日、2018年3月期第3四半期(2017年4〜12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.2%増の104.48億円、営業利益が同30.6%増の23.15億円、経常利益が同27.2%増の27.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.6%増の18.61億円となった。

調剤システム事業及びその関連事業は、システム販売件数は計画に届かなかったものの、課金売上がユーザー数の増加に応じて順調に増加し、サプライ販売・保守売上も引き続き堅調だった。また、OEMビジネスが活性化し順調に増加した。この結果、売上高及び営業利益を着実に確保することが出来た。

医科システム事業及びその関連事業は、販売チャネルは着実に拡大しており、営業リソースを重点的に再配置した事により、医事会計システム及び電子カルテシステムのMRNのシステム販売件数は着実に増加しており、課金売上もユーザー数の増加に応じて順調に推移し、サプライ販売も好調な状況となった。

その他の事業は、医療介護連携事業において、クリニック・薬局・介護サービス事業者向けに提供する「ひろがるケアネット」を2017年3月にリリースした。
介護システム事業は8月に「つながるケアNEXT」(居宅介護支援事業者・ケアマネージャー向け)機能をリリースしたことにより、徐々に案件が増加している。
薬局事業の売上高及び営業利益は堅調に推移し、売上高・営業利益ともに計画を上回った。また、営業利益は前年同期を上回る結果となった。

2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比1.2%増の138.35億円、営業利益が同0.1%増の26.00億円、経常利益が同1.4%増の32.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.0%増の21.37億円とする期初計画を据え置いている。


<MW>

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