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オプティム---3Qは売上高が21.6%増、創業来18期連続となる過去最高売上高達成に向けて期初計画通り好調に推移

注目トピックス 日本株
オプティム<3694>は14日、2018年3月期第3四半期(2017年4月-2017年12月)決算を発表した。売上高が前年同期比21.6%増の28.11億円、営業利益が同47.5%減の2.40億円、経常利益が同47.5%減の2.38億円、四半期純利益が同49.3%減の1.19億円となった。
創業来18期連続となる過去最高売上高達成に向けて期初計画通り好調に推移した。期初宣言通りに開発投資が順調・積極的に行われているようだ。

サービス別では、IoTプラットフォームサービスは、「Optimal Biz」が引き続きライセンス数を伸ばしている。また各調査機関のレポートでも引き続き市場シェアNo.1を維持している。
IoT時代に最適化された新型OS「OPTiM Cloud IoT OS」では、積極投資を進め、新たに故障予知、AIコールセンターソリューション、危険検知など6つのサービスを開始し、各業界の課題解決に努めている。

農業分野では、新たにAI・IoT・ドローンによるピンポイント農薬散布テクノロジーの成功を元にスマート農業アライアンスを進めている。ドローンやAIなどのスマート農業ソリューションの無償提供、収穫物の全量買取で生産者と収益分配を開始した。

建設分野では、10月にIoTを用いて建設生産プロセスの変革を加速させるオープンプラットフォーム「LANDLOG」の企画・運用を行う、ランドログを小松製作所<6301>NTTドコモ、SAPジャパンと共に設立した。

リモートマネジメントサービスは、ライセンス数が堅調に推移する中、新規サービスの推進に取り組んでいる。「遠隔診療ポケットドクター」の有償展開では順調に医療機関を獲得している。遠隔作業支援「Remote Action」「Optimal Second Sight」も順調にライセンス数を伸ばしている。

サポートサービスは、パソコン市場の成長性が鈍化しており、当該売上高は減少傾向にある。しかし、新しく立ち上がっているMVNO市場においても自動化、サポート効率化のニーズは強く、引き続きサービスの拡大を進める。

その他サービスは、「パソコンソフト使い放題」、「ビジネスソフト使い放題(パソコンソフト使い放題の法人向けサービス)」ともに、既存の販売パートナーでの販売が堅調に進んでいる。「タブレット使い放題・スマホ使い放題(タブホ)」においては、通常の販売に加え、法人向けサービスであるタブホスポットの販売も好調に推移している。さらに企業のマーケティング活用としての利用も引き続き増えており、12月にはネスレ日本とのコラボレーションも開始した。

2018年3月通期の業績予想については、売上高が前期比20.7%増の40.00億円、営業利益が同99.9%減の0.01億円〜同16.8%増の8.00億円、経常利益が同99.9%減の0.01億円〜同17.3%増の8.00億円、当期純利益が99.8%減の0億円〜同24.7%増の4.96億円とする期初計画を据え置いている。


<MW>

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