三機工 Research Memo(2):歴史ある国内トップクラスの建築設備工事会社。三井系
[18/06/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
三機工業<1961>は1925年に旧三井物産<8031>の機械部を母体として設立された設備工事会社である。最初の大型工事である東洋レーヨン(株)(現在の東レ<3402>)の滋賀工場と青森製氷(株)の冷蔵倉庫から始まり、当初は暖房、衛生、鉄骨工事や建材などを扱っていた。その後、電気工事にも進出し、建築設備の一貫した企画・設計・施工を主たる業務として事業展開している。
戦後は朝鮮戦争特需によって業績を伸ばし、1958年には資本金が1,000百万円を超えた。その後は1964年東京オリンピック関連のプロジェクトにも参画、日本経済の成長とともに同社も業績を伸ばした。事業分野も空調、衛生、電気などの建築設備事業から、搬送機器、搬送システム、水処理、廃棄物処理等へ拡大し、現在では国内トップクラスの設備工事会社となっている。株式については1950年に東京証券取引所に上場している。
2. 沿革
同社は、現在では国内トップクラスの設備工事会社となったが、2016年3月期には創立90周年を迎え、2015年4月には長谷川勉(はせがわつとむ)氏が代表取締役社長に就任した。その後、2025年の創立100周年に向けた長期ビジョン“Century 2025”を2015年度末に発表するなど、今までの路線に加えて長谷川社長の新たな戦略が付加されてきている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<MH>
1. 会社概要
三機工業<1961>は1925年に旧三井物産<8031>の機械部を母体として設立された設備工事会社である。最初の大型工事である東洋レーヨン(株)(現在の東レ<3402>)の滋賀工場と青森製氷(株)の冷蔵倉庫から始まり、当初は暖房、衛生、鉄骨工事や建材などを扱っていた。その後、電気工事にも進出し、建築設備の一貫した企画・設計・施工を主たる業務として事業展開している。
戦後は朝鮮戦争特需によって業績を伸ばし、1958年には資本金が1,000百万円を超えた。その後は1964年東京オリンピック関連のプロジェクトにも参画、日本経済の成長とともに同社も業績を伸ばした。事業分野も空調、衛生、電気などの建築設備事業から、搬送機器、搬送システム、水処理、廃棄物処理等へ拡大し、現在では国内トップクラスの設備工事会社となっている。株式については1950年に東京証券取引所に上場している。
2. 沿革
同社は、現在では国内トップクラスの設備工事会社となったが、2016年3月期には創立90周年を迎え、2015年4月には長谷川勉(はせがわつとむ)氏が代表取締役社長に就任した。その後、2025年の創立100周年に向けた長期ビジョン“Century 2025”を2015年度末に発表するなど、今までの路線に加えて長谷川社長の新たな戦略が付加されてきている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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