クレオ Research Memo(5):2019年3月期は合併効果がさらに進み、中期経営計画の中間年度の目標達成目指す
[18/06/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
● 2019年3月期連結業績見通し
クレオ<9698>の2019年3月期の連結業績見通しは、売上高13,100百万円(前期比6.8%増)、営業利益570百万円(同38.8%増)、経常利益590百万円(同28.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益400百万円(同30.9%増)を見込んでいる。グループ組織再編による費用最適化に加え、複合的なサービスの営業提案による売上、利益拡大が継続し、売上高営業利益率は4.4%に上昇するなど収益力がさらに向上し、中期経営計画の目標数値達成を目指す。
事業セグメント別の売上見込を見ると、ソリューションサービスと受託開発の増加割合が大きい。しかし、ソリューションサービスは既存顧客のクロスセルなど確度の高い案件が多いこと、受託開発については前期の受注残の対応が含まれていることに加え、前期の失注原因の分析を踏まえ、案件の分散化を図るなど対策を打っていることもあり、全体的には同社としては固めの数字と見ている。西日本、システム運用・サービス、サポートサービスも持続的拡大が見込まれることから、全体的にも固めの数字と見られる。
事業セグメント別の営業利益については、合併による費用最適化がさらに進み、加えて製品連携による統合サービス提案の増加などグループ総合力が高まることで達成を見込んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
<MH>
● 2019年3月期連結業績見通し
クレオ<9698>の2019年3月期の連結業績見通しは、売上高13,100百万円(前期比6.8%増)、営業利益570百万円(同38.8%増)、経常利益590百万円(同28.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益400百万円(同30.9%増)を見込んでいる。グループ組織再編による費用最適化に加え、複合的なサービスの営業提案による売上、利益拡大が継続し、売上高営業利益率は4.4%に上昇するなど収益力がさらに向上し、中期経営計画の目標数値達成を目指す。
事業セグメント別の売上見込を見ると、ソリューションサービスと受託開発の増加割合が大きい。しかし、ソリューションサービスは既存顧客のクロスセルなど確度の高い案件が多いこと、受託開発については前期の受注残の対応が含まれていることに加え、前期の失注原因の分析を踏まえ、案件の分散化を図るなど対策を打っていることもあり、全体的には同社としては固めの数字と見ている。西日本、システム運用・サービス、サポートサービスも持続的拡大が見込まれることから、全体的にも固めの数字と見られる。
事業セグメント別の営業利益については、合併による費用最適化がさらに進み、加えて製品連携による統合サービス提案の増加などグループ総合力が高まることで達成を見込んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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