ティーライフ Research Memo(8):プロパティ事業は将来的に3PLへ拡大
[18/12/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■新規事業
ティーライフ<3172>は2018年9月21日付で定款を変更しており、主に以下の事業目的が追加された。
第2条
(6) 酒類の販売
(9) 倉庫請負業
(10) 運輸業
(11) 不動産の仲介、売買、賃貸借及び管理
(14) ソフトウェアの企画、制作、販売及び保守
(15) 人材派遣業及び人材紹介業
(16) 飲食その他の店舗の経営
(18) 再生可能エネルギーによる発電事業並びにその管理及び運営
1. 「ルイボスワイン」は専門家も認める
酒類の販売については、主力ヒット商品で圧倒的トップシェアの1つである「ルイボスティー」を使用した「南アフリカ産ワイン」の販売を予定している。ルイボスティーの原料である「ルイボス」は、南アフリカのケープタウンのセダルバーグ山脈一帯でのみ自生する貴重な植物であり、アンチエイジング・美肌・妊活・むくみ・冷え・アトピー・ダイエットなどの効果・効能が期待できる。カフェインが含まれていないことから、妊産婦や幼児から高齢者までが飲める健康茶となる。
一方、ワインの成分は、酸素に触れることにより、香りと味か変化する。そのためワインの酸化防止剤として亜硫酸塩が使われており、添加量は健康に影響を及ぼさない量の基準が定められている。ルイボス自体に抗酸化作用があるため、亜硫酸塩の代わりに抗酸化作用があるルイボスを使うことで無添加のワインとなる。
ルイボスティーは楽天ショップ等で人気であり、ルイボスつながりでの収益寄与が見込めそうだ。同製品はワイン専門店においても不純物がなく、飲みやすさなども認められている。専門店においても販売依頼があるほどの商品である。
2. プロパティ事業は3PL(サードパーティ・ロジスティクス)への発展余地
運輸業及び不動産の仲介、売買、賃貸借及び管理、人材派遣業及び人材紹介業、再生可能エネルギーによる発電事業並びにその管理及び運営に関しては、収益寄与が高まっている「プロパティ事業」に伴う事業範囲の拡大となる。物流センターを活用し、同社にかかわる事業のほか、他社業務への派遣を行うことにより、人材の有効活用を行えるようにする。
将来的には3PL(サードパーティ・ロジスティクス)といった、別の第三者である物流業者が、物流コンサルタント機能や物流情報システムの提供を通じ、物流の効率化・物流コスト削減など、荷主のサプライチェーンマネジメントを共通目標に、物流業務を一括して受託する事業展開が可能となる。ソフトウェアの企画、制作、販売及び保守においては、自社で基幹システムを構築しており、他社への販売等を行う。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 若杉篤史)
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ティーライフ<3172>は2018年9月21日付で定款を変更しており、主に以下の事業目的が追加された。
第2条
(6) 酒類の販売
(9) 倉庫請負業
(10) 運輸業
(11) 不動産の仲介、売買、賃貸借及び管理
(14) ソフトウェアの企画、制作、販売及び保守
(15) 人材派遣業及び人材紹介業
(16) 飲食その他の店舗の経営
(18) 再生可能エネルギーによる発電事業並びにその管理及び運営
1. 「ルイボスワイン」は専門家も認める
酒類の販売については、主力ヒット商品で圧倒的トップシェアの1つである「ルイボスティー」を使用した「南アフリカ産ワイン」の販売を予定している。ルイボスティーの原料である「ルイボス」は、南アフリカのケープタウンのセダルバーグ山脈一帯でのみ自生する貴重な植物であり、アンチエイジング・美肌・妊活・むくみ・冷え・アトピー・ダイエットなどの効果・効能が期待できる。カフェインが含まれていないことから、妊産婦や幼児から高齢者までが飲める健康茶となる。
一方、ワインの成分は、酸素に触れることにより、香りと味か変化する。そのためワインの酸化防止剤として亜硫酸塩が使われており、添加量は健康に影響を及ぼさない量の基準が定められている。ルイボス自体に抗酸化作用があるため、亜硫酸塩の代わりに抗酸化作用があるルイボスを使うことで無添加のワインとなる。
ルイボスティーは楽天ショップ等で人気であり、ルイボスつながりでの収益寄与が見込めそうだ。同製品はワイン専門店においても不純物がなく、飲みやすさなども認められている。専門店においても販売依頼があるほどの商品である。
2. プロパティ事業は3PL(サードパーティ・ロジスティクス)への発展余地
運輸業及び不動産の仲介、売買、賃貸借及び管理、人材派遣業及び人材紹介業、再生可能エネルギーによる発電事業並びにその管理及び運営に関しては、収益寄与が高まっている「プロパティ事業」に伴う事業範囲の拡大となる。物流センターを活用し、同社にかかわる事業のほか、他社業務への派遣を行うことにより、人材の有効活用を行えるようにする。
将来的には3PL(サードパーティ・ロジスティクス)といった、別の第三者である物流業者が、物流コンサルタント機能や物流情報システムの提供を通じ、物流の効率化・物流コスト削減など、荷主のサプライチェーンマネジメントを共通目標に、物流業務を一括して受託する事業展開が可能となる。ソフトウェアの企画、制作、販売及び保守においては、自社で基幹システムを構築しており、他社への販売等を行う。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 若杉篤史)
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