ソルクシーズ Research Memo(8):今後は利益成長に応じた配当成長に期待
[19/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
ソルクシーズ<4284>は株主への利益還元を経営の重要課題の1つと認識する一方で、安定的な経営基盤構築を構築するための内部留保充実も必要であると考えており、両社のバランスの取れた経営を目指している。こうしたなかで、2018年6月末を持って株主優待制度を廃止したこともあり、今後は配当による利益還元を充実させていく方針を明らかにしている。また、2018年は子会社等の株式売却益の計上により現預金が積み上がったこともあり、業績は悪化したものの2018年12月期の1株当たり配当金は前期比7.0円増配の15.0円(配当性向126.0%)とすることを発表した。2019年12月期に関しては配当性向も考慮しつつ、業績に応じた配当とする方針から10.0〜15.0円(配当性向27.6%〜41.4%)とする予定になっている。このため、今後は利益成長に応じた配当成長が期待できるものと考えられる。
■情報セキュリティ対策
同社グループでは業務の特性上、顧客情報を取り扱う立場にあり、情報漏えい事故等が発生した場合はグループの信用が損なわれ、業績に影響を及ぼす可能性がある。こうしたリスクに対して同社グループでは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、情報セキュリティ基本方針を定め、従業員への遵守・徹底を図る等により情報漏えいリスクの軽減を図っているほか、最悪の事態に備えて情報漏えい賠償責任保険にも加入している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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ソルクシーズ<4284>は株主への利益還元を経営の重要課題の1つと認識する一方で、安定的な経営基盤構築を構築するための内部留保充実も必要であると考えており、両社のバランスの取れた経営を目指している。こうしたなかで、2018年6月末を持って株主優待制度を廃止したこともあり、今後は配当による利益還元を充実させていく方針を明らかにしている。また、2018年は子会社等の株式売却益の計上により現預金が積み上がったこともあり、業績は悪化したものの2018年12月期の1株当たり配当金は前期比7.0円増配の15.0円(配当性向126.0%)とすることを発表した。2019年12月期に関しては配当性向も考慮しつつ、業績に応じた配当とする方針から10.0〜15.0円(配当性向27.6%〜41.4%)とする予定になっている。このため、今後は利益成長に応じた配当成長が期待できるものと考えられる。
■情報セキュリティ対策
同社グループでは業務の特性上、顧客情報を取り扱う立場にあり、情報漏えい事故等が発生した場合はグループの信用が損なわれ、業績に影響を及ぼす可能性がある。こうしたリスクに対して同社グループでは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、情報セキュリティ基本方針を定め、従業員への遵守・徹底を図る等により情報漏えいリスクの軽減を図っているほか、最悪の事態に備えて情報漏えい賠償責任保険にも加入している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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