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ディア・ライフ---2Q減収なるも、リアルエステート事業では8物件を売却しさらに10物件の売却が確定

注目トピックス 日本株
ディア・ライフ<3245>は10日、2019年9月期第2四半期(18年10−19年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比25.5%減の36.84億円、営業利益が同39.2%減の3.68億円、経常利益が同42.4%減の3.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.9%減の2.31億円となった。

リアルエステート事業の売上高は前年同期比11.3%減の34.91億円、営業利益は同22.8%減の5.74億円となった。同社開発の都市型マンション、収益不動産、開発プロジェクトにおいてデベロッパー・不動産販売会社・不動産投資ファンドなど幅広い顧客層への物件の供給が順調に進み、当第2四半期までに8物件を売却、さらに10物件の売却が確定した。一方、当期も東京圏エリアでの都市型マンション開発や収益不動産への投資を積極的に進め、当第2四半期までに前期を上回る事業規模の仕入を行い、17物件を取得した。

セールスプロモーション事業の売上高は同18.4%増の1.93億円、営業利益は同8.3%増の0.39億円となった。大手不動産会社を中心としたクライアントからの分譲・賃貸マンションセールスサポート、受付スタッフ、イベントスタッフ等幅広い職種での不動産関連業務人材派遣案件の受注が堅調に推移した他、新規取引先からの受注も進み、売上高の増加に寄与した。また、人材獲得競争が一段と激化する中、派遣スタッフ採用ルートや採用後のスタッフ教育の拡充に努め、フレキシブルな受注・アサイン可能な体制の維持・向上に努めた。

2019年9月期通期の連結業績目標については、経常利益が前期比2.3%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.6%減の20.00億円とする期初計画を据え置いている。なお、同社グループの業績は主力事業のリアルエステート事業における不動産の売買動向によっては収益が大きく変動する可能性があり、通期予測については不確定要素が多いことから、合理的に仮定された条件に基づいて算出された「連結業績予想」に代えて、同社グループの連結会計年度の経営目標である「連結業績目標」を開示している。



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