日本ライフL Research Memo(8):Boston Scientificとの契約は収益構造に大きなインパクト
[19/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
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■日本ライフライン<7575>の中期経営計画
1. 中期経営計画の前提
2019年3月期は薬剤溶出型冠動脈ステント「Orsiro」、内視鏡アブレーションカテーテル「HeartLight」という2つの大型商品が通期業績の大きなファクターとなった。両者いずれについても発売前の期待には届かなかったが、それぞれインターベンションやEP/アブレーションの収益への貢献を開始した。EP/アブレーションはAF症例数の増加が続いており、今後も順調に成長していくだろう。一方、仕入先との契約関係については、リズムディバイスにおける仕入先の変更や、外科関連での人工心臓弁ビジネスの終了など、中長期的に重要な決定がいくつか成されている。この影響は2020年3月期に成長の踊り場という形で顕在化している。仕入商品の今後のパイプラインに加え、Boston Scientificという世界的な企業とCRM領域で独占販売契約を締結できたことは、今後の同社の収益構造の強化や中長期のさらなる成長へ大きなインパクトを与えると思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<SF>
1. 中期経営計画の前提
2019年3月期は薬剤溶出型冠動脈ステント「Orsiro」、内視鏡アブレーションカテーテル「HeartLight」という2つの大型商品が通期業績の大きなファクターとなった。両者いずれについても発売前の期待には届かなかったが、それぞれインターベンションやEP/アブレーションの収益への貢献を開始した。EP/アブレーションはAF症例数の増加が続いており、今後も順調に成長していくだろう。一方、仕入先との契約関係については、リズムディバイスにおける仕入先の変更や、外科関連での人工心臓弁ビジネスの終了など、中長期的に重要な決定がいくつか成されている。この影響は2020年3月期に成長の踊り場という形で顕在化している。仕入商品の今後のパイプラインに加え、Boston Scientificという世界的な企業とCRM領域で独占販売契約を締結できたことは、今後の同社の収益構造の強化や中長期のさらなる成長へ大きなインパクトを与えると思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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