グリムス Research Memo(9):2020年3月期は前期並みの配当を計画するが、増配の可能性が高い
[19/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
グリムス<3150>は株主還元策として配当を実施している。同社では、事業基盤を強化し企業価値を高めるため内部留保を充実させること、会社業績の動向に応じて株主へ成果を配分していくこと、これらを総合的に勘案した上で安定的に株主に利益還元することを利益配分に関する基本方針としている。また、同社では、投資単位当たりの金額を引き下げることにより同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的として株式分割を実施しており、前期も2018年8月1日付で、1株に付き2株の割合で株式分割をした。また、2018年3月期からは初の中間配当を実施した。2019年3月期には、中間配当5.0円、期末配当12.0円、合計17.0円とし、好決算を反映して前期比4.5円の増配とした。2017年3月期から3期連続の増配である。2020年3月期については前期並みの配当を予想しており、配当性向は19.6%から17.9%に低下する見通しだ。ただ、同社では配当性向20%を目途に考えていることから、業績予想を達成すれば、今期も増配に踏み切る可能性が高いと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<SF>
グリムス<3150>は株主還元策として配当を実施している。同社では、事業基盤を強化し企業価値を高めるため内部留保を充実させること、会社業績の動向に応じて株主へ成果を配分していくこと、これらを総合的に勘案した上で安定的に株主に利益還元することを利益配分に関する基本方針としている。また、同社では、投資単位当たりの金額を引き下げることにより同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的として株式分割を実施しており、前期も2018年8月1日付で、1株に付き2株の割合で株式分割をした。また、2018年3月期からは初の中間配当を実施した。2019年3月期には、中間配当5.0円、期末配当12.0円、合計17.0円とし、好決算を反映して前期比4.5円の増配とした。2017年3月期から3期連続の増配である。2020年3月期については前期並みの配当を予想しており、配当性向は19.6%から17.9%に低下する見通しだ。ただ、同社では配当性向20%を目途に考えていることから、業績予想を達成すれば、今期も増配に踏み切る可能性が高いと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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