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Jストリーム---1Q増収・2ケタ増益、配信事業が順調に推移

注目トピックス 日本株
Jストリーム<4308>は30日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.3%増の15.99億円、営業利益が同65.2%増の0.04億円、経常利益が0.14億円(前年同期は0.01億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.10億円(同0.03億円の損失)となった。

配信事業の売上高は前年同期比16.0%増の9.47億円となった。メディア系のオンデマンド配信にかかる売上や、技術サポート業務の受注が順調に推移したが、大規模サポート業務に伴い外注部分が多くなり、相対的に利益率の引き下げ要因となった。医薬系業界の企業によるオンライン講演会等の情報提供のためのライブ配信案件の受注は、顧客企業により受注額の増減が大きい受注動向となったが、全体では前年同期を上回った。

制作・システム開発事業の売上高は同3.7%減の5.19億円となった。教育系の動画利用にかかるシステム開発の大口受注が得られたが、WEB制作に関する受注が小口のもの主体となり、全体では軟調に推移した。また、映像制作系子会社におけるスタジオ利用受注が低水準に留まったほか、WEB制作系子会社の受注が不芳となり、売上減少要因となった。

その他の領域では、子会社によるエンコード等設備の販売を伴うインテグレーション業務売上について、前期のような大型受注がなかったことから減少し、同25.5%減の1.32億円となった。

2020年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比20.3%増(前回予想比13.3%増)の81.60億円、営業利益が同34.1%増(同5.0%増)の4.20億円、経常利益が同34.8%増(同7.5%増)の4.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.4%増(同16.0%減)の2.10億円としている。これは、持分法適用関係会社のビッグエムズワイを19年8月末に完全子会社化することによるものである。



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