ブイキューブ Research Memo(2):Web会議システムで12年連続シェアNo.1の国内リーディングカンパニー
[19/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
ブイキューブ<3681>はビジュアルコミュニケーションツールの企画、開発、販売、運用、保守を手掛け、国内外の法人企業、教育機関、官公庁などのユーザーに対して主にクラウドベースでビジュアルコミュニケーションサービスを提供する。ビジュアルコミュニケーションの黎明期の2004年にWeb会議システムを自社開発し、改良を加えて、同市場へ参入。高品質でユーザー目線に立ったきめ細かなサービス、品揃えや24時間・365日のサポート体制などが評価され、Web会議「ASP(クラウド)型」及び「ASP(クラウド)型+SI(オンプレミス)型」市場において12年連続してシェアNo.1を獲得。主力のWeb会議サービス「V-CUBE ミーティング」を中心に5,000社を超える企業へ導入実績を誇り、国内トップの座を不動のものにしている。さらに、2014年にパイオニアソリューションズ(株)を子会社化したことにより、Web会議「SI(オンプレミス)型」の分野でもシェアNo.1を獲得し、国内Web会議市場の全分野でのシェアNo.1を獲得するなど、国内リーティング・カンパニーとなっている。
2017年にグループ全体の構造改革を行い、利益が出やすい筋肉質な体質に移行
2. 沿革
同社の前身は、創業者で同社代表取締役社長の間下直晃(ましたなおあき)氏が慶應義塾大学在学中の1998年10月に、Web制作やアプリ開発などWebソリューションの提供を行うことを目的として設立した有限会社ブイキューブインターネット。2001年1月に事業の本格化に合わせて株式会社へ改組し、2002年12月に社名を株式会社ブイキューブに変更した。
2003年にアメリカ進出し、2004年に現在の主力商品であるWeb会議システム「nice to meet you」(現「V-CUBE」)の販売を開始した。この時は複数事業を行っていたが、その後、2008年9月に起きたリーマンショックを引き金としてビジュアルコミュニケーションサービスに対する需要が高まったことや、クラウド型サービスに対するユーザーの理解度や利用姿勢の変化を受けて、ビジュアルコミュニケーションサービス事業1本に選択・集中することを決断し、2010年5月にはサービス名を「nice to meet you」から「V-CUBE」へ変更した。
2012年にはシンガポール、インドネシア、2013年には中国、2016年9月にはタイに進出するなど、東南アジアを中心に展開している。
なお、2017年よりグループ全体の構造改革を行い、得意領域への注力、販管費の削減等に取り組んでいる。2018年12月には(株)エルモへ電子黒板サービス事業を売却した。2019年4月には情報サービスを展開するカイカ<2315>にアイスタディの株式売却、2019年8月にはインドネシア現地企業にV-CUBE INDONESIAの株式譲渡を行うなど自社の得意とする領域に注力し、利益の出やすい筋肉質の企業体質へと進化を続けている。また、同じく2019年8月にNTTテクノクロス(株)と提携し、お互いの商品の販売代理店になることや、新サービスの共同開発など新たに働き方改革関連市場の開拓を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
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1. 会社概要
ブイキューブ<3681>はビジュアルコミュニケーションツールの企画、開発、販売、運用、保守を手掛け、国内外の法人企業、教育機関、官公庁などのユーザーに対して主にクラウドベースでビジュアルコミュニケーションサービスを提供する。ビジュアルコミュニケーションの黎明期の2004年にWeb会議システムを自社開発し、改良を加えて、同市場へ参入。高品質でユーザー目線に立ったきめ細かなサービス、品揃えや24時間・365日のサポート体制などが評価され、Web会議「ASP(クラウド)型」及び「ASP(クラウド)型+SI(オンプレミス)型」市場において12年連続してシェアNo.1を獲得。主力のWeb会議サービス「V-CUBE ミーティング」を中心に5,000社を超える企業へ導入実績を誇り、国内トップの座を不動のものにしている。さらに、2014年にパイオニアソリューションズ(株)を子会社化したことにより、Web会議「SI(オンプレミス)型」の分野でもシェアNo.1を獲得し、国内Web会議市場の全分野でのシェアNo.1を獲得するなど、国内リーティング・カンパニーとなっている。
2017年にグループ全体の構造改革を行い、利益が出やすい筋肉質な体質に移行
2. 沿革
同社の前身は、創業者で同社代表取締役社長の間下直晃(ましたなおあき)氏が慶應義塾大学在学中の1998年10月に、Web制作やアプリ開発などWebソリューションの提供を行うことを目的として設立した有限会社ブイキューブインターネット。2001年1月に事業の本格化に合わせて株式会社へ改組し、2002年12月に社名を株式会社ブイキューブに変更した。
2003年にアメリカ進出し、2004年に現在の主力商品であるWeb会議システム「nice to meet you」(現「V-CUBE」)の販売を開始した。この時は複数事業を行っていたが、その後、2008年9月に起きたリーマンショックを引き金としてビジュアルコミュニケーションサービスに対する需要が高まったことや、クラウド型サービスに対するユーザーの理解度や利用姿勢の変化を受けて、ビジュアルコミュニケーションサービス事業1本に選択・集中することを決断し、2010年5月にはサービス名を「nice to meet you」から「V-CUBE」へ変更した。
2012年にはシンガポール、インドネシア、2013年には中国、2016年9月にはタイに進出するなど、東南アジアを中心に展開している。
なお、2017年よりグループ全体の構造改革を行い、得意領域への注力、販管費の削減等に取り組んでいる。2018年12月には(株)エルモへ電子黒板サービス事業を売却した。2019年4月には情報サービスを展開するカイカ<2315>にアイスタディの株式売却、2019年8月にはインドネシア現地企業にV-CUBE INDONESIAの株式譲渡を行うなど自社の得意とする領域に注力し、利益の出やすい筋肉質の企業体質へと進化を続けている。また、同じく2019年8月にNTTテクノクロス(株)と提携し、お互いの商品の販売代理店になることや、新サービスの共同開発など新たに働き方改革関連市場の開拓を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
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