イノベーション Research Memo(5):「ITトレンド」の回復により、2020年3月期2Q業績は大幅増収増益に
[19/12/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2020年3月期第2四半期累計業績の概要
イノベーション<3970>の2020年3月期第2四半期累計業績は、売上高で前年同期比期比36.4%増の932百万円、営業利益で50百万円(前年同期は61百万円の損失)、経常利益で50百万円(同58百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益で22百万円(同42百万円の損失)となり、半期ベースとして過去最高売上高を大幅更新し、各利益も3年ぶりに黒字転換した。「ITトレンド」の集客力回復とCV率の上昇による資料請求件数が大きく増加したほか、日経BP向け広告販売代理事業も好調だったことが増収増益要因となった。第2四半期累計での会社計画は開示していないものの、売上高、利益ともに上回って着地した。
増収効果により売上原価率は前年同期比5.1ポイント低下し、販管費率も同9.3ポイント低下した。金額ベースでは売上原価で同95百万円、販管費で同41百万円増加している。売上原価ではGoogleやYahoo!等の検索エンジンの集客施策への投資、「List Finder」のプラットフォーム移行及び追加開発に伴う開発投資費用が増加要因となり、販管費では営業部門及び技術開発部門の体制強化に向けた採用費及び人件費が増加した。なお、コクリポについては第1四半期末から貸借対照表に(流動資産17百万円、のれん72百万円)、第3四半期から連結業績に組み込んでいるが、業績への影響は軽微となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SF>
1. 2020年3月期第2四半期累計業績の概要
イノベーション<3970>の2020年3月期第2四半期累計業績は、売上高で前年同期比期比36.4%増の932百万円、営業利益で50百万円(前年同期は61百万円の損失)、経常利益で50百万円(同58百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益で22百万円(同42百万円の損失)となり、半期ベースとして過去最高売上高を大幅更新し、各利益も3年ぶりに黒字転換した。「ITトレンド」の集客力回復とCV率の上昇による資料請求件数が大きく増加したほか、日経BP向け広告販売代理事業も好調だったことが増収増益要因となった。第2四半期累計での会社計画は開示していないものの、売上高、利益ともに上回って着地した。
増収効果により売上原価率は前年同期比5.1ポイント低下し、販管費率も同9.3ポイント低下した。金額ベースでは売上原価で同95百万円、販管費で同41百万円増加している。売上原価ではGoogleやYahoo!等の検索エンジンの集客施策への投資、「List Finder」のプラットフォーム移行及び追加開発に伴う開発投資費用が増加要因となり、販管費では営業部門及び技術開発部門の体制強化に向けた採用費及び人件費が増加した。なお、コクリポについては第1四半期末から貸借対照表に(流動資産17百万円、のれん72百万円)、第3四半期から連結業績に組み込んでいるが、業績への影響は軽微となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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