学研HD Research Memo(11):2020年9月期は3期連続増配を予定、株式分割も発表
[20/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
学研ホールディングス<9470>は株主還元を経営の重要課題と位置付け、配当による還元と株主優待制度を導入している。配当の目安については特に定めていないが、安定的配当と成長分野への積極投資による利益拡大とをバランスよく実施し、株主価値の持続的向上の実現を目指している。
2020年9月期の1株当たり配当金については前期比5.0円増配の80.0円(配当性向26.4%)と3期連続の増配を予定している。また、2020年3月末に1:4の株式分割を実施することを発表している。同社は子育て世代の個人株主を増やしたい意向を持っているが、直近1年で株価が7,000円を超える水準まで上昇したため、個人でも購入しやすい水準まで引き下げることが株式分割の狙いとなっている。
株主優待制度の内容は、毎年9月末の株主に対してカタログ掲載の自社グループ発行の雑誌、書籍、ムック、キャラクターグッズ等から、希望商品を保有株数に応じて贈呈している。加えて、300株以上を3年以上継続保有している株主に対しては長期保有優待として、図書カード1,000円分を贈呈している。なお、株式分割後の優待内容に関しては現在、検討中としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
学研ホールディングス<9470>は株主還元を経営の重要課題と位置付け、配当による還元と株主優待制度を導入している。配当の目安については特に定めていないが、安定的配当と成長分野への積極投資による利益拡大とをバランスよく実施し、株主価値の持続的向上の実現を目指している。
2020年9月期の1株当たり配当金については前期比5.0円増配の80.0円(配当性向26.4%)と3期連続の増配を予定している。また、2020年3月末に1:4の株式分割を実施することを発表している。同社は子育て世代の個人株主を増やしたい意向を持っているが、直近1年で株価が7,000円を超える水準まで上昇したため、個人でも購入しやすい水準まで引き下げることが株式分割の狙いとなっている。
株主優待制度の内容は、毎年9月末の株主に対してカタログ掲載の自社グループ発行の雑誌、書籍、ムック、キャラクターグッズ等から、希望商品を保有株数に応じて贈呈している。加えて、300株以上を3年以上継続保有している株主に対しては長期保有優待として、図書カード1,000円分を贈呈している。なお、株式分割後の優待内容に関しては現在、検討中としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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