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アストマックス---3Qは売上高が10.7%増、再生可能エネルギー関連事業がポートフォリオの入れ替え等で増収増益

注目トピックス 日本株
アストマックス<7162>は1月31日、2020年3月期第3四半期(19年4-12月)連結決算を発表。売上高は前年同期比10.7%増の86.39億円、営業損失は0.72億円(前年同期1.08億円の利益)、経常損失は0.56億円(同0.90億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同748.5%増の6.05億円だった。

アセット・マネジメント事業の営業収益は前年同期比94.9%減の0.75億円、セグメント損失は0.03億円(前年同期1.35億円の利益)となった。2020年3月期第3四半期連結累計期間の平均運用資産残高は、前年同期比で減少し、報酬率が相対的に高い運用資産残高の減少等があったことから運用資産全体の平均報酬率も低下した。

ディーリング事業の営業収益は同19.5%減の2.98億円、セグメント損失は0.22億円(同0.11億円の利益)となった。原油市場では市場間の値差を利用した裁定取引で期間を通じて一定の収益を確保した。一方、貴金属の裁定取引では、機会が増加し利益を上げたものの、第1四半期連結会計期間の損失を取り返すには至らなかった。

再生可能エネルギー関連事業の営業収益は同220.4%増の14.36億円、セグメント利益は同152.6%増の0.63億円となった。ポートフォリオの入れ替えを行ったことや、売却目的で保有している太陽光発電設備の売電収入もありセグメント利益を伸ばした。

電力取引関連事業の営業収益は同22.9%増の67.46億円、セグメント利益は0.14億円(前年同期0.54億円の損失)となった。業務代行サービスの顧客拡大や電力販売の増加が寄与した。

2020年3月期通期については、アセット・マネジメント事業及びディーリング事業の業績が経済情勢や市場環境によって大きな影響を受けるため、業績予想は困難として非開示としている。業績予想の開示に代えてアセット・マネジメント事業の運用資産残高及び再生可能エネルギー関連事業の保有発電所の発電状況を月次開示し、会社業績については四半期毎の決算開示に集約している。



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