ジェイ・エス・ビー---1Qは2ケタ増収、高齢者住宅事業が順調に推移
[20/03/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ジェイ・エス・ビー<3480>は13日、2020年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.9%増の98.26億円、営業損失は2.92億円(前年同期は3.17億円の損失)、経常損失は3.14億円(同3.32億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2.29億円(同2.42億円の損失)となった。
不動産賃貸管理事業の売上高は前年同期比11.2%増の90.60億円、セグメント損失は0.70億円(前年同期は0.73億円の損失)となった。物件管理戸数の増加を受けた家賃収入の増加、メンテナンス関連売上をはじめとした各種不動産賃貸関連サービス収入は概ね計画通りに進捗した。費用面でも、前期に刷新した基幹システムの運用に係る一時的な人件費増加負担が一巡したこともあり、計画通りに進捗している。
高齢者住宅事業の売上高は前年同期比24.5%増の6.48億円、セグメント利益は同507.2%増の0.73億円となった。2019年10月にオープンした「グランメゾン迎賓館大津大将軍」では、事業開始直後の状況ではあるものの、足もとでの稼働率では当初計画を上回る状況で推移している。そのため、新規オープン直後の原価負担を補うこととなり、比較的良好な運営環境で推移している。また、その他の既存施設においても、順調に推移している。
その他の売上高は前年同期比4.4%増の1.17億円、セグメント損失は0.03億円(前年同期は0.04億円の損失)となった。当事業区分は主力事業に対する後方支援的な位置づけを担うことから、潜在的な効果として主力事業の事業収益へ寄与している。
2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.4%増の471.25億円、営業利益が同8.9%増の37.30億円、経常利益が同8.0%増の36.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の23.97億円とする期初計画を据え置いている。
なお、同社の業績の特徴として季節要因がある。主力事業である不動産賃貸管理事業は、賃貸入居需要の繁忙期である第2四半期連結会計期間に新規契約数が増加することから、売上高は上期、特に第2四半期連結会計期間の割合が大きく、営業利益も第2四半期連結会計期間に偏在する傾向がある。
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不動産賃貸管理事業の売上高は前年同期比11.2%増の90.60億円、セグメント損失は0.70億円(前年同期は0.73億円の損失)となった。物件管理戸数の増加を受けた家賃収入の増加、メンテナンス関連売上をはじめとした各種不動産賃貸関連サービス収入は概ね計画通りに進捗した。費用面でも、前期に刷新した基幹システムの運用に係る一時的な人件費増加負担が一巡したこともあり、計画通りに進捗している。
高齢者住宅事業の売上高は前年同期比24.5%増の6.48億円、セグメント利益は同507.2%増の0.73億円となった。2019年10月にオープンした「グランメゾン迎賓館大津大将軍」では、事業開始直後の状況ではあるものの、足もとでの稼働率では当初計画を上回る状況で推移している。そのため、新規オープン直後の原価負担を補うこととなり、比較的良好な運営環境で推移している。また、その他の既存施設においても、順調に推移している。
その他の売上高は前年同期比4.4%増の1.17億円、セグメント損失は0.03億円(前年同期は0.04億円の損失)となった。当事業区分は主力事業に対する後方支援的な位置づけを担うことから、潜在的な効果として主力事業の事業収益へ寄与している。
2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.4%増の471.25億円、営業利益が同8.9%増の37.30億円、経常利益が同8.0%増の36.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の23.97億円とする期初計画を据え置いている。
なお、同社の業績の特徴として季節要因がある。主力事業である不動産賃貸管理事業は、賃貸入居需要の繁忙期である第2四半期連結会計期間に新規契約数が増加することから、売上高は上期、特に第2四半期連結会計期間の割合が大きく、営業利益も第2四半期連結会計期間に偏在する傾向がある。
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