アイエスビー Research Memo(2):自動車電話の開発プロジェクトへの参画を契機にモバイル市場とともに成長
[20/04/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 沿革
アイ・エス・ビー<9702>は1970年、汎用系及び業務系のシステム開発・運用を手掛ける情報サービス事業を目的に、(株)インフォメイション・サービス・ビューローとして設立され、その後はソフトウェアの自社開発、受託開発、システム構築(SI)を中心に業容を拡大していった。
1980年代にアナログ交換機の開発を手掛けていた縁でNEC<6701>の自動車電話開発プロジェクトに参画、そこでソフトウェア開発力が評価され「モバイルの ISB」という評価を確立した。その後90年代には三菱電機<6503>、富士通<6702>、ソニー<6758>などの携帯電話の開発にも携わることになり、モバイル関連を主要な事業ドメインとして成長していくと同時に、組込みソフトウェア開発やネットワークシステムの構築・保守・運用サービスなどにも事業領域を拡大していった。
2003年にはベトナムにオフショア拠点としてISB VIETNAM Co., Ltd.(以下、IVC)を設立。2010年代に入るとM&Aを成長戦略の1つとして位置付け、2012年にソフトウェア開発のノックスデータ(株)を子会社化したのを皮切りに、2014年に(株)札幌システムサイエンス、2015年に(株)インフィックス、2017年にアート、2019年にコンピュータハウス並びにテイクスを相次いで子会社化している。なお、インフィックスは2019年1月に札幌システムサイエンスと合併し(札幌システムサイエンスが存続会社)、社名を(株)スリーエスに変更している。
株式市場には1990年に店頭登録を行い、株式公開を果たした。その後2004年のジャスダック上場、2008年の東証2部上場を経て、2015年3月に東証1部に上場を果たした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 沿革
アイ・エス・ビー<9702>は1970年、汎用系及び業務系のシステム開発・運用を手掛ける情報サービス事業を目的に、(株)インフォメイション・サービス・ビューローとして設立され、その後はソフトウェアの自社開発、受託開発、システム構築(SI)を中心に業容を拡大していった。
1980年代にアナログ交換機の開発を手掛けていた縁でNEC<6701>の自動車電話開発プロジェクトに参画、そこでソフトウェア開発力が評価され「モバイルの ISB」という評価を確立した。その後90年代には三菱電機<6503>、富士通<6702>、ソニー<6758>などの携帯電話の開発にも携わることになり、モバイル関連を主要な事業ドメインとして成長していくと同時に、組込みソフトウェア開発やネットワークシステムの構築・保守・運用サービスなどにも事業領域を拡大していった。
2003年にはベトナムにオフショア拠点としてISB VIETNAM Co., Ltd.(以下、IVC)を設立。2010年代に入るとM&Aを成長戦略の1つとして位置付け、2012年にソフトウェア開発のノックスデータ(株)を子会社化したのを皮切りに、2014年に(株)札幌システムサイエンス、2015年に(株)インフィックス、2017年にアート、2019年にコンピュータハウス並びにテイクスを相次いで子会社化している。なお、インフィックスは2019年1月に札幌システムサイエンスと合併し(札幌システムサイエンスが存続会社)、社名を(株)スリーエスに変更している。
株式市場には1990年に店頭登録を行い、株式公開を果たした。その後2004年のジャスダック上場、2008年の東証2部上場を経て、2015年3月に東証1部に上場を果たした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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