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新興市場銘柄ダイジェスト:JMDCは上場来高値、ユビAIがストップ高

注目トピックス 日本株
<4734> ビーイング 631 -103
急落。21年3月期の営業損益予想を1.0億円の赤字と発表、年間配当予想は無配。土木工事積算システムで、オンプレミス版と比べ販売初年度に認識する売上高が小さくなるクラウド版の「Gaia Cloud」を販売することから、一時的に売上高が減少する見通し。20年3月期の営業損益は13.8%減の6.0億円の黒字で着地した。年間配当は従来予想の26円から引き下げ、20円(前期実績23.00円)とした。

<7058> 共栄セキュリティ 3325 +492
ストップ高。セコム<9735>と資本業務提携すると発表。セコムのセキュリティシステムやノウハウ・技術開発力と共栄セキュリティーサービスの人的警備を連携させ、警備サービスを提供する。セコムは共栄セキュリティーサービス株4万5000株(発行済株式総数の2.99%)を14日の終値2833円で取得。20年3月期の営業利益は前期比10.4%増の4.45億円で着地した。21年3月期の業績予想は非開示。

<2191> テラ 463 +80
ストップ高。メキシコで新型コロナウイルスに起因する肺炎に対する臨床研究を開始したと発表している。4月27日に公表したセネジェニックス・ジャパンとの間葉系幹細胞を用いた治療法開発に関する共同研究契約に基づくもの。メキシコでは重症者が増え、死亡者も3500人を超えていることから治療が切望されているという。今回は中程度から重症の患者を対象に臍帯由来間葉系幹細胞の安全性や有効性を検討する。

<6067> インパクト 1450 +175
一時ストップ高。20年12月期第1四半期の営業利益を前年同期比93.9%増の1.36億円と発表。HRソリューション事業での販路拡大に加え、IoTソリューション事業で3月決算企業向けの駆け込み需要を取り込んだことから利益が拡大。子会社の連結化で時価純資産が取得原価を上回ったため、負ののれん発生益0.42億円を特別利益に計上する。純利益は113.8%増の0.77億円だった。通期予想は非開示。

<3970> イノベーション 2735 +4
3日ぶり反発後上げ幅縮小。20年3月期の営業利益を従来予想の1.00億円から1.77億円(前期実績0.16億円)に上方修正している。収益構造改善施策が奏功した。また、オンラインメディア事業が当初予想を上回る売上達成となった。新型コロナウイルス感染拡大を受けてテレワーク関連カテゴリーの検索数が増加し、短期的に売上拡大に寄与したとしている。

<4483> JMDC 6610 +880
上場来高値。21年3月期の営業利益予想を前期比17.4%増の26.00億円と発表している。ヘルスビッグデータで医療ビッグデータを中心とした既存領域に加え、医療機関支援サービスの拡充を進める。同時に発表した20年3月期の営業利益は50.7%増の22.15億円で着地した。ヘルスビッグデータや遠隔医療が堅調に推移したほか、調剤薬局支援が伸長し、利益押し上げに貢献した。

<3858> ユビAI 661 +100
ストップ高。20年3月期の営業利益を従来予想の0.10億円から0.35億円(前期実績0.77億円)に上方修正している。ソフトウェアプロダクト事業でロイヤルティが予想を上回る見込みとなったため。また、法人税等調整額が減少することから、純利益予想を0.08億円から0.77億円(同0.64億円)に引き上げた。同社株は13日に直近高値(669円)を付けた後は急落しており、押し目買いも入ったようだ。

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