エリアリンク---20年12月期第2四半期は減収減益ながら、コア事業の事業利益は3割増益を達成
[20/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
エリアリンク<8914>は29日、2020年12月期第2四半期(20年1月-6月)決算を発表した。売上高は前年同期比41.5%減の117.91億円、営業利益は同52.3%減の12.55億円、経常利益は同50.8%減の12.17億円、四半期純利益は同50.8%減の8.30億円。新型コロナウイルスの影響は、一部事業(貸会議室、アセット)であったものの、事業全体では限定的であった。なお、27日に上期業績を上方修正しており、計画比で営業利益30.7%増、経常利益33.7%増の結果。
同社は一過性の利益に依存する会社からコア事業を柱とする会社へ大きく転換、特にコア事業に据えるストレージ運用と土地権利整備事業の事業利益は前年同期比で3割増益を達成している。
ストレージ事業では、流動化が大幅減収減益だが運用は増収増益。出店総室数は前年同期末比4,806室増の98,691室、稼働率は同3.13%pt増の77.76%となった。経済環境の悪化を想定し厳選出店したことで新規稼働率が向上した。
土地権利整備(底地)事業は減収減益。これは昨年上期に保有不動産を売却したことが影響しており、売上高14億円、営業利益6億円を除いた実態ベース(底地売買のみ)では増収増益を達成している。
2020年12月期通期については、売上高は前期比15.8%減の247億円、営業利益は同24.1%減の23億円、経常利益は同26.7%減の22億円、当期純利益は13億円の黒字転換と通期計画を据え置いている。また、配当予想も期初計画から変更はなく、1株当たり配当金は31円とする方針。
<ST>
同社は一過性の利益に依存する会社からコア事業を柱とする会社へ大きく転換、特にコア事業に据えるストレージ運用と土地権利整備事業の事業利益は前年同期比で3割増益を達成している。
ストレージ事業では、流動化が大幅減収減益だが運用は増収増益。出店総室数は前年同期末比4,806室増の98,691室、稼働率は同3.13%pt増の77.76%となった。経済環境の悪化を想定し厳選出店したことで新規稼働率が向上した。
土地権利整備(底地)事業は減収減益。これは昨年上期に保有不動産を売却したことが影響しており、売上高14億円、営業利益6億円を除いた実態ベース(底地売買のみ)では増収増益を達成している。
2020年12月期通期については、売上高は前期比15.8%減の247億円、営業利益は同24.1%減の23億円、経常利益は同26.7%減の22億円、当期純利益は13億円の黒字転換と通期計画を据え置いている。また、配当予想も期初計画から変更はなく、1株当たり配当金は31円とする方針。
<ST>