神戸物産 Research Memo(5):業務スーパー事業は既存店向け出荷額の伸長と新規出店効果で大幅増収増益に(2)
[21/01/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■神戸物産<3038>の業績動向
(5) その他
その他の売上高は前期比17.7%増の531百万円、営業損失は258百万円(前期は219百万円の損失)となった。売上高は2019年より新たに焼肉業態「プレミアムカルビ」を直営で3店舗(神奈川県)出店したことにより増収となったが、観光事業等の先行投資費用もあり営業損失の計上が続いている。「プレミアムカルビ」は焼肉食べ放題で、他社との差別化ポイントとして、女性客を意識してデザートを充実している点が挙げられる。特にジェラートは店内で作っていることもあり好評で、客足も順調に推移しているようだ。2020年12月には埼玉県にも直営1店舗をオープンしている。店舗運営プロセスの標準化を確立した段階でFC展開も進めていく予定となっている。
なお、北海道の観光事業では果樹園をオープンする予定となっているが、2020年10月期は野生動物が園内に入ったこともあり育成に遅れが生じた。2021年10月期は防護柵を作って侵入を防いでいるが、果樹の育成状況を見極める必要があるため、オープン時期は未定となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(5) その他
その他の売上高は前期比17.7%増の531百万円、営業損失は258百万円(前期は219百万円の損失)となった。売上高は2019年より新たに焼肉業態「プレミアムカルビ」を直営で3店舗(神奈川県)出店したことにより増収となったが、観光事業等の先行投資費用もあり営業損失の計上が続いている。「プレミアムカルビ」は焼肉食べ放題で、他社との差別化ポイントとして、女性客を意識してデザートを充実している点が挙げられる。特にジェラートは店内で作っていることもあり好評で、客足も順調に推移しているようだ。2020年12月には埼玉県にも直営1店舗をオープンしている。店舗運営プロセスの標準化を確立した段階でFC展開も進めていく予定となっている。
なお、北海道の観光事業では果樹園をオープンする予定となっているが、2020年10月期は野生動物が園内に入ったこともあり育成に遅れが生じた。2021年10月期は防護柵を作って侵入を防いでいるが、果樹の育成状況を見極める必要があるため、オープン時期は未定となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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